
リヤド:ZATCA(ザカート(救貧税)・税務・関税当局)は、サウジアラビアで活動し税務規制の対象となる日本企業に向けて、啓発ワークショップを開催した。
リヤドの税務当局本部で開催されたこのワークショップでは、納税者の事例を追跡して処理することで納税者を支援する、指定管理者の役割について取り上げた。
また、税務当局が提供する手続きや取り組みについての認識を高めるというマネージャーの役割についても取り上げた。
このワークショップには、在サウジアラビア日本大使の岩井文男氏と、税務当局の運営担当副総裁のアブドラ・アル・サドハン氏が出席した。
ZATCAは2021年初頭から、さまざまな商業部門の事業に関連するあらゆる分野を対象に、ワークショップを250回以上開催してきた。当局のワークショップは、税務規制の対象となる事業者の納税者教育や、国境を越えた取引の促進を目的としている。
ZATCAは今回のワークショップで、サウジアラビアの取引価格制度と書類提出の仕組みについて確認した。
また、訴訟の開始日から終了までの審査、異議申し立て、和解の手続きや、徴収手続きと釈明書の提出についても論じた。
この意識向上ワークショップでは、国境を越えた貿易を促進するための当局の取り組みについても紹介した。なぜなら、輸入品や関連するすべての物流サービスの税関手続きの迅速性と柔軟性を確保することが重要であるからだ。
このワークショップでは、電子インボイスの定義とその基本要件についても触れた。
サウジ国営通信