
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)はこの程、深刻な食糧不足に悩むスーダンの洪水被災者に緊急食糧支援を提供する協定に調印した。
この協定は、同センターの管理・事業担当総括副責任者を務めるアハメド・ビン・アリ・アル・バイズ氏により、リヤドにあるセンターの本部で署名された。
このプロジェクトを通じて、30,515 個の食料かごがダルフール地方、センナール州、アル マナキル地区、ジャジーラ州、ベルベル市に配布され、183,490 人が支援を受けることになる。
この新しいプロジェクトはサウジアラビアの人道援助救援センターが提供する多くの人道援助プロジェクトの1つであり、スーダンの豪雨・洪水被災者の苦しみを軽減し、スーダン国民の食料安全保障を支援することを目的としている。
スーダンでは最近、広範囲にわたる地域で洪水が発生し、甚大な被害と数多くの死者がでているが、それを受けてこの程、アラブ連盟のアフマド・アブルゲイト事務総長が国際社会に対し、スーダンへの支援を呼びかけた。
アラブ赤新月社・赤十字社のサーレ・ビン・ハマド・アル・トゥワイジリ事務局長も人道支援団体に、スーダン国民への支援を呼びかけた。
SPA