





ナダ・アルトゥルキ
リヤド:同種のイベントの中では国内最大のスポーツ大会である第1回「サウジ・ゲームズ」の開会式が金曜日にリヤドのキング・ファハド・スタジアムで行われ、6000人以上のアスリートが出席・参加した。
開会式には、リヤド州知事のファイサル・ビン・バンダル・ビン・アブドルアジーズ王子殿下をはじめとする著名な来賓が出席し、サウジ国民が訪れた。光・炎・音楽に満ちた壮大なセレモニーで過去・現在・未来のアスリートが讃えられた。
夜からの開会式はサウジ国旗掲揚と国歌で幕を開け、全国の様々なスポーツクラブから出場する選手らが行進した。
また、特別な時間が設けられ、サウジ・ゲームズの大会旗と共にサウジ・オリンピック・パラリンピック委員会の旗が掲揚された。
これらの旗を持ったのは、サウジの女性選手として初めて2022年のアジアテコンドー選手権でメダルを獲得したドゥニア・アブタレブ選手や、サウジのパラリンピック馬術選手で東京パラリンピック2020にも出場したアフメド・シャルバトリー選手など、サウジの著名なアスリートたちだ。
その後、サウジアラビアを代表する歴代のオリンピック・パラリンピック出場選手らが登場してスタジアムを回った。さらに、様々なスポーツカテゴリーを紹介する臨場感あるパフォーマンスが披露された。
スポーツ相でサウジ・オリンピック・パラリンピック委員会委員長のアブドルアジーズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル王子が登壇しスピーチを行った。王子はムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下に対し、サウジの全アスリートを代表して、この大会への寛大なスポンサーシップとスポーツ部門への絶え間ない支援に感謝の言葉を述べた。王子はサウジ・ゲームズ最高組織委員会委員長でもある。
「本日、私たちは国家幹部と共に、この成功の時を迎え、この意義ある大会、第1回サウジ・ゲームズを闘い抜くチャンピオンたちを作り出す新たなステージを始めます。
本大会の案は皇太子殿下の計画によるもので、男女6000人以上ののアスリートが競い合い才能を示す機会を提供するものです」とアブドルアジーズ王子は述べた。
また、これまでにサウジ国内の200以上のクラブを代表するアスリートやチャンピオンらが情熱と金メダルを追求して45種目でタイトルを獲得しており、そのうち5つはパラリンピックのチャンピオンのものだと述べた。
「この歴史的大会における我らがサウジの英雄たちの健闘を祈ります。またこの大会が、自らを成長させ、大陸・地域・世界の場における将来のサウジアラビアの名を高めることができる優秀で創造的なチャンピオンを世に出すための核やカギとなることを期待します」