
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは29日、エジプト中央銀行への50億ドルの預金期間を延長したとサウジ通信社が報じた。
この延長はサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子の指示によるもので、エジプトの経済的安定を強化することが目的だ。
SPAによると、特にサウジアラビアの預金に加え、エジプト市場に外貨での投資を注入することに関し、協調を強化するために両国の当局間で継続的なコミュニケーションが行われているという。
これらの投資が、地域的・国際的組織との新たな資金調達チャネルの開拓に貢献することが期待されると、SPAは付け加えた。
エジプトは、ロシアのウクライナ侵攻を受け経済危機に陥っていたため、サウジアラビアが3月にエジプトの中央銀行に50億ドルを預け入れた。