ラハフ・ジャンビ
リヤド:「人類と宇宙」をテーマにしたイベント「リヤド宇宙フェア」が、キング・サルマン科学オアシスで2月末まで開催されている。
22日に開幕したこのフェアは生の教育体験や没入型体験を提供しており、あらゆる年代の来場者が宇宙科学とその発見について学ぶことができる。
人類と宇宙の関係について詳しく説明されるため、来場者は宇宙に対する人類の理解を前進させた偉大な成果について学びながら宇宙の驚異を体験する機会が得られる。
このフェアは地球外の世界の探索を可能にした科学の発展を紹介している。情報や楽しさが満載のライブ体験ができる7つのステーションが用意されている。
これらのステーションは、天文学、宇宙論、宇宙の性質に関する現代科学理論における発展を探索する旅へと来場者を誘う。
楽しい教育ゲーム、「火星歩行」などの双方向的なシミュレーター、望遠鏡や人工衛星など宇宙研究に使用されるツールを用いた実験といった体験ができる。
このイベントの責任者であるハイファ・アル・イドリシ氏はアラブニュースに対し次のように語る。「このフェアの目的は、現実世界に存在する7つの異なるエリアの先駆的な体験を通して、宇宙に関する全てを教育することです」
「7つの異なるゾーンの体験は双方向的かつ教育的な形で提示されます。宇宙科学、宇宙船、無重力、シミュレーターを通した相互作用などに関連したいくつかの場所の設備を含む動く展示を通して提示されるのです」
リヤド市王立委員会のライフスタイル部門の監督者であるハリド・アル・ハザニ氏によると、このフェアは科学とエンターテインメントを融合を通してリヤド市民や訪問者の科学的・文化的生活を豊かにすることに貢献するものであるという。また、サウジアラビアのビジョン2030の目標に添った雇用機会の創出にも役立っている。
このフェアは、リヤド王立委員会が教育省、サウジ宇宙委員会、キング・アブドルアジーズ科学技術都市、キング・サルマン科学オアシスと提携して開催している。
リヤド宇宙フェアは毎日午前10時から午後10時まで開場している。チケット予約はriyadhspacefair.comから。