
アラブニュース
リヤド:トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が、アンタキヤで大地震により被災した人々を支援するサウジアラビアのボランティアチームを訪問したと、サウジ国営通信(SPA)が伝えた。
サウジアラビアのサルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)はエアブリッジを設け、被災したトルコに数機の救援機とレスキュー隊を派遣した。
トルコの歴史的都市、南部ハタイ県のアンタキヤは今月初めにトルコとシリアを襲った地震により最も大きな被害を受けた地域のひとつだ。4万6,000人以上が死亡し、数千人以上が避難している。
20日夜にトルコで、新たにマグニチュード6.3の地震が発生したことで、死者数はさらに増えるとみられている。
SPAによると、エルドアン大統領はこの訪問でトルコ国民への支援に対して、サウジアラビアに謝意を表明した。
KSreliefは声明で、サウジアラビアは「被災者の苦痛を和らげるために必要なあらゆる人道援助」を提供したと述べた。