
リヤド:サウジアラビアの外相であるファイサル・ビン・ファルハーン王子は23日、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表と電話会談し、スーダンにおける戦闘を止めるために必要な取り組みについて話し合った。
サウジ通信が伝えたところによると、両者はスーダンの緊張を緩和し国民や住民に保護を提供する必要性を強調した。
ボレル上級代表はツイートの中で、ファイサル王子とは「即時停戦に向けて引き続き協力して働きかけていくこと」で一致したことを明らかにした。
また、「我々は軍事的エスカレーションに対する懸念を共有している」としたうえで、「民間人の保護が優先される」と述べた。
Discussed with @KSAMOFA @FaisalbinFarhan the latest developments in #Sudan.
— Josep Borrell Fontelles (@JosepBorrellF) April 23, 2023
We share concerns on military escalation and agreed to continue to collectively push for an immediate ceasefire.
Protection of civilians is a priority.
両者は、最新の地域や世界の情勢についても検討し、国際的な平和と安全を実現するための取り組みについて話し合った。
メディアの報道によると、23日も戦闘は続き、自動銃の銃声がハルツームに響き渡り、スーダン国軍の航空機が轟音と共に上空を飛び回った。
激しい衝突が続く中、多くの国が自国民や外交官をスーダンから退避させようと急いでいる。