リヤド:サウジアラビアの宇宙飛行士ラヤナ・バルナウィ氏とアリ・アル・カルニ氏は、日曜日、国際宇宙ステーションからライブ配信でサウジアラビアの学生たちと2度目の教育的実験を行った。
宇宙凧の実験には、サウジアラビア国内の47校から集まった12,000人の中学生が参加した。学生らは、ライブ配信の映像を通じて宇宙飛行士と直接コミュニケーションをとった。
サウジアラビア宇宙委員会は、教育省、アブドルアジーズ国王とその仲間たちの才能と創造性のための財団(King Abdulaziz and His Companions Foundation for Giftedness and Creativity)、リヤドとミスクの学校と協同し、この実験を企画した。
サウジアラビア宇宙委員会は教育を通じて、サウジ・ビジョン2030の目標に沿ったサウジアラビアの新世代におけるリーダー、探検者、科学者を育成することを目標としている。
学生たちは宇宙飛行士の二人とコミュニケーションをとり、質問をし、研究結果を比較した。学生たちは宇宙凧が、地上とISSの微小重力環境下で示す空気力学的挙動を比較する課題を出された。
学生たちを実験に参加させることは、宇宙分野の発展におけるサウジアラビアの役割を強化し、世界の宇宙科学研究コミュニティにおける同国の地位を向上させることを目的としている。
宇宙飛行士と学生らの最初の共同実験は土曜日に行われた。宇宙飛行士らはサウジアラビアの小学生と一緒に、色のついた流体の地上と宇宙空間における挙動について調べた。
実験では、それぞれの環境で液体をかき混ぜたときの速度と形状の変化に焦点を当てた。