リヤド:サウジアラビア当局は1週間で約1万2千人を在留資格、労働法、国境警備規則違反で逮捕したと、公式報告が伝えた。
6月1日から7日で、合計6,303人が在留資格規則違反で逮捕された一方、4,136人が不法越境を試みたとして拘束され、この他に1,171人が労働関連の問題で拘束された。
報告では、王国へ不法入国を試みて逮捕された619人中、43%がイエメン人で、54%がエチオピア人、3%がその他の国籍だった。
この他に119人が隣国に越境しようとして捕まり、19人が違反者を運んだりかくまったりすることに関与したとして拘束された。
サウジアラビア内務省によれば、王国への不法入国を輸送や隠れ家の提供などで幇助した者は、最長15年の懲役、または最大100万サウジアラビア・リヤル(26万ドル)の罰金、車両と財産の没収となる可能性がある。
違反の疑いがある場合、メッカとリヤド地域では911番、王国内の他地域では999か996番の無料通話で報告することができる。