
リヤド:サウジアラビアは22日、最近イスラエル人入植者らがヨルダン川西岸地区の多くのパレスチナの村で行った襲撃を断固として拒否し非難した。
サウジ外務省は、同国はパレスチナの民間人に対する脅迫行為を断固として拒否すると表明したうえで、国際的に正当性のある決議やアラブ和平イニシアティブに従ったパレスチナ問題の公正かつ包括的な解決の実現に向けた全ての国際的努力に対する揺るぎない支持を再確認した。
サウジアラビアは殺害された人々の遺族に哀悼の意を表し、負傷者の一日も早い回復を祈ると述べた。
目撃者の話とイスラエル軍の発表によると、同軍は22日早朝、占領下のヨルダン川西岸地区のナブルスで、襲撃犯とされるパレスチナ人の自宅を取り壊した。
住民の話によると、21日には数百人のイスラエル人入植者が、前日にイスラエル人4人がパレスチナ人らによって銃撃され死亡した事件への報復としてヨルダン川西岸地区の町を襲撃し、数十の車や住宅に放火した。この暴力により男性1人が死亡したという。