
リヤド:サウジアラビアはエジプトが主催したスーダンの近隣諸国の首脳会談の成果を歓迎した、とサウジアラビア外務省が土曜日に発表した。
スーダンの近隣7カ国の首脳らは木曜日にカイロで、スーダンで深刻化する紛争の解決を目指すエジプト主導の新たなイニシアチブに合意した。
サウジアラビア外務省は声明で「スーダンの安全と安定を回復し、領土保全を維持し、市民を保護し、人道支援の派遣を確保することを目的とした協調的かつ統合的な努力」を歓迎したと付け加えた。
4月中旬にスーダン全土で戦闘が勃発して以来、最も注目を集めたこの会議は、エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領が主催し、エチオピア、南スーダン、チャド、エリトリア、中央アフリカ共和国、リビアの首脳が出席した。
その会議でエルシーシ大統領は、6月のジュネーブ会議で約束された(スーダンと周辺諸国に必要な推定総額の半分にも満たない)15億ドルの援助に言及し、世界の寄付国に「約束を守る」よう求めた。
AP、AFP