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岸田首相、日本とサウジアラビアの二国間関係を強化

岸田文雄首相は日本とサウジアラビアの関係を強化する。(AFP)
岸田文雄首相は日本とサウジアラビアの関係を強化する。(AFP)
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16 Jul 2023 08:07:34 GMT9
16 Jul 2023 08:07:34 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:岸田文雄首相は、経済のあらゆる分野で日本とサウジアラビアの戦略的パートナーシップを維持することの重要性を確認するとともに、「日・サウジ・ビジョン2030」の取り組みにおけるサウジアラビアとの緊密な協力関係を確認した。

日本は2015年、サウジアラビアの貿易相手国第3位となった。両国は多くの関心事を共有しており、それによって利益を最大化し、二国間関係を強化することができる。

岸田首相は、サウジアラビアが今年1~5月に日本の原油の40%を供給したという事実のみならず、パートナーシップは経済のあらゆる部門や側面を包括するものであるべきだと強調した。

そして、国および中東地域の平和と安全を確保する堅固なプロトコルの実施に向けたサウジアラビアの一貫した取り組みを称賛した。

また、2016年のサウジアラビア皇太子の訪日を機に策定された「日・サウジ・ビジョン2030」の重要性を確認した。

ビジョン2030は、多様で持続可能な経済を構築するために、王国の能力を強化・活用し、その潜在能力を最大限に引き出すことを目的とした経済・社会の青写真である。

サウジアラビアは今後、アラブ・イスラム世界の中心となるという目標を堅持し、その戦略的な地理的位置を活かして、三大陸を結ぶ国際貿易の不可欠なけん引役となる。

日本はサウジアラビアと緊密に連携し、両国から60省庁が参加して、ビジョン2030の成功を支援していく。

100を超える共通のプロジェクトを持つ両国は、互いの文化を理解することで培った相互信頼を基に、既存の二国間関係を拡大し、戦略的パートナーシップを強固なものにしていく。

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