
リヤド:サウジアラビア外務省は28日、デンマークの在サウジアラビア代理大使を召喚し、あらゆる宗教の教え、国際法や規範に背く一連の不名誉な行為を止めるよう求める抗議文書を手渡した。
同省は声明を通じて、サウジアラビアは宗教間の憎悪を煽るこれらの行為を断固として拒絶すると表明した。
サウジアラビアは22日、イスラム教の尊厳を冒す事件が再発しないよう防止するために必要な措置を講じなかったことについて、「強い非難と不満」を表明していた。
同省はまた、「デンマークの過激派グループが首都コペンハーゲンのイラク大使館前でコーランを燃やし、イスラム教とイスラム教徒に対する憎悪や人種差別のスローガンを掲げた」と述べた。
一連の事件を受けて、中東諸国はスウェーデンとデンマークの外交官を召喚し抗議している。