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第1回紅海短編映画コンクールの参加作品と審査員発表

左から:アフマド・アル・ムッラ、ナジュラ・ベン・アブダラ、ティム・レッドフォード。(Twitter写真)
左から:アフマド・アル・ムッラ、ナジュラ・ベン・アブダラ、ティム・レッドフォード。(Twitter写真)
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28 Feb 2020 06:02:28 GMT9
28 Feb 2020 06:02:28 GMT9
  • チュニジア人女優ナジュラ・ベン・アブダラやサウジアラビア人脚本家アフマド・アル・ムッラとともに、ティム・レッドフォードが審査員を務める

アラブニュース、ジッダ

紅海国際映画祭は、ティム・レッドフォードが初開催の紅海短編映画コンクールの審査員長を務めることを発表した。

3月12日〜21日に開催される映画祭では、107本の長・短編映画が上映される。レッドフォードとともに審査員として参加するのは、チュニジア人女優ナジュラ・ベン・アブダラと、サウジアラビア人脚本家で映画の先駆者であるアフマド・アル・ムッラ。

レッドフォードは、クレルモン=フェラン国際短編映画祭、ショートフィルム・カンファレンス(Short Film Conference)、クルトシルクイト国際短編映画祭(Curtocircuito International Festival of Short Films)で作品を発表している、短編映画界の世界的リーダーである。

紅海国際映画祭のディレクター、マフムード・サブバグは次のように語った。「短編映画はサウジアラビアの映画文化おいて特別な地位にあり、実験と表現が許される形式なのです」

コンクールは「アラブの活発な短編映画界に浸透しており、次世代の最高の映画を紹介してくれます」と付け加えた。

「初開催の紅海短編映画プログラムの審査員長として、世界的なティム・レッドフォード氏を迎えることができるのは喜ばしいことです。」

すべてのアラブの監督に開かれているこのコンクールでは、最も活発な現代人の思いによって制作または監督された短編映画を厳選し、次世代のアラブのクリエイティブな心情を表している。

レッドフォードは、特に短編映画をサポートするヨーロッパの映画組織の多様化にキャリアを捧げてきた。

2015年以来、彼はフランスのクレルモン=フェラン国際短編映画祭の組織運営チームの一員として、国際選考委員会、アフリカの視点(African Perspectives)プログラム、オンラインで提出できるプラットフォームであるショートフィルム・デポを調整している。

彼はまた、短編映画コミュニティに特化した唯一の世界的非営利組織であるショートフィルム・カンファレンスの委員も務めている。 

チュニス生まれのベン・アブダラは、TVコマーシャルのカメラの前で俳優人生をスタートさせた。テレビ番組への初出演は2009年、ラマダン・シリーズ『ドニア(Donia)』。映画では『フォールス・ノート(False Note)』で初めて役を獲得。

2015年、メディ・ミリ(Mehdi Hmili)監督のチュニジア映画『タラ・モナムール(Thala Mon Amour)』で主演を務めた。2019年、メディ・ベルサウィ(Mehdi Barsaoui)監督の映画『ア・サン(A Son)』ではサミ・ブアジラ(Sami Bouajila)と共に主演。第76回ベネチア国際映画祭で世界初上映され、最優秀作品賞にノミネートされた。

サウジアラビアの文化的生活への多大な貢献者であるアル・ムッラは詩人で、アートデベロッパーや文化コンサルタントの顔を持つ。

2008年、2015年、2016年、2017年、2019年にサウジ映画祭のディレクターを、2015年、2016年、2017年はポエトリー・フェスティバル(Poetry Festival)のディレクターを務めた。

2006年から2010年にかけて、ダンマーム・リテラリー・クラブ(Dammam Literary Club)のエグゼクティブマネージャーおよび理事を務めた。現在、サウジアラビア文化芸術協会のコンサルタントを務めている。

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