• 古谷徹と速水奨がMEFCCでパネルディスカッションに参加

マナール・エルバス

アブダビ:  ガンダムのアムロ・レイ役で知られる日本の人気声優、古谷徹と、アニメ「BLEACH」の藍染惣右介役で知られる速水奨が、中東フィルム＆コミック・コン（MEFCC）大会の一環としてアブダビを初訪問中だ。

シェイク・ザイード・グランド・モスクとカスル・アル・ワタンを訪れ、アブダビの美しさに魅了されたと古谷氏は金曜日にアラブニュース・ジャパンの取材に答え、観光体験は非常に特別なものだったと付け加えた。

この70歳の俳優は、10歳頃からナレーションをしている。 スポーツアニメ『巨人の星』で主役を演じ、番組は日本で大ヒットし、世界的に有名な番組に出演するようになった。 若くして情熱を見出し、彼は常に俳優になりたいと考えていた。

「アニメではヒーローになれる。 今考えると、私はとてもラッキーでした」と彼はアラブニュース・ジャパンに語った。

彼のフィルモグラフィーの中には、アラビア語で吹き替えられ、アラブのファンの子供時代に大きな役割を果たした『名探偵コナン』や『ドラゴンボールZ』など、中東で評判の高い番組も含まれている。 アラブ・ニュースが実施したYouGovの調査によると、16歳から24歳の59％が後者をファンのお気に入りとして投票している。

1996年から『名探偵コナン』で降谷零の声を担当している古谷氏は、この役をお気に入りの役として挙げた。 「彼は何でもできるスーパーヒーローです。 日本でも大ヒットしました」と語った。

なぜアニメがアラブの人々の子供時代にこれほど大きな役割を果たしたのかという質問に対し、古谷氏はあらゆる年齢層と文化の人々がアニメに共感できたからだと答えた。 「作品自体が年齢層を超越するため、より楽しめるのです」と彼はアラブニュース・ジャパンに述べた。

『ガンダム』や『ドラゴンボールZ』に出演した速水氏も、彼の発言に共鳴した。 「アニメのメッセージはとても強く伝わると思います」と彼は語った。

アニメ好きの心に響く深い声で知られる速水氏は、1980年代から声優業界に身を置いている。 「好きな役はひとつには絞れないです。ブリーチの藍染は、今でもとても重要な役だと思います」と、これまで演じてきた役を振り返った。

両俳優は、これまでアラブのファンから受けた声援と愛に非常に感謝している。 二人は日曜日に「象徴的な超悪役から12人のスーパーヒーローまで」と題されたパネルに参加し、印象的なキャラクターに命を吹き込むまでのエピソードを披露する。 パネルの司会はUAE在住のコスプレイヤー、シャズィーヤ・アシュラフが務める。

古谷と速水の両氏は土曜日と日曜日にミート＆グリートを行っており、料金は10,977円から。 チケットはMEFCCのウェブサイトで発売中。