Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

「ドラゴンボール」の生みの親、鳥山明氏が死去 68歳

1982年5月に撮影されたモノクロ写真は、2024年3月8日に死去が発表された日本の漫画家、鳥山明氏。(AFP=時事)
1982年5月に撮影されたモノクロ写真は、2024年3月8日に死去が発表された日本の漫画家、鳥山明氏。(AFP=時事)
Short Url:
08 Mar 2024 08:03:08 GMT9
08 Mar 2024 08:03:08 GMT9

東京:日本の大人気漫画、アニメ「ドラゴンボール」の作者、鳥山明氏が68歳で亡くなったと、彼のプロダクションが金曜日に発表した。

「ドラゴンボール」シリーズの公式Xアカウントに投稿された声明によると、「漫画家鳥山明が急性硬膜下血腫のため3月1日に亡くなられたことをお知らせし、深く悲しんでおります」

鳥山氏が所属するバードスタジオが発表したもので、「鳥山先生にはまだ創作途中の作品がいくつもあり、熱意をもって取り組んでいただけに、大変残念でなりません」

「彼にはまだまだ成し遂げたいことがあったでしょう。しかし、彼は多くの漫画タイトルと芸術作品をこの世に残しています。鳥山明の独特な創作の世界が、これからも長く皆様に愛され続けることを願っています」と発表した。

「ドラゴンボール」は、史上最も売れ、最も影響力のある漫画作品のひとつである。

1984年に連載が開始され、無数のアニメシリーズ、映画、ビデオゲームを生み出してきた。

孫悟空という少年が主人公で、邪悪な敵から地球を守るため、ドラゴンの入った魔法の玉を集めて力を高め、仲間とともに戦うというストーリーだ。

出版社の集英社は、「突然の訃報に接し、大変残念に思います」との声明を発表した。
日本を代表する漫画『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎氏は声明の中で、鳥山氏の死は「あまりにも早すぎる」とし、「空いた穴があまりに大きすぎます」と述べた。

「もう彼に会えないのかと思うと…。悲しみに打ちひしがれています」と語った。

硬膜下血腫は、頭蓋骨と脳の表面の間に血液が溜まる深刻な症状である。

AFP

特に人気
オススメ

return to top