アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの副国防相であるハーリド・ビン・サルマン王子は18日、イエメン大統領指導評議会とサウジ・イエメン開発復興プログラム(SDRPY)がアデン総合病院を3年間運営する契約に署名したことに祝意を表した。
SDRPYは17日、事実上の首都アデンにある同院を運営・管理し、年間43万8000人の患者にサービスを提供する契約を結んだ。その費用は3億3000万サウジアラビア・リヤル(8790万ドル)以上だ。
「人道主義的・救済的・経済的側面からイエメン国民を支援するサウジアラビアの取り組みが継続する中、イエメン大統領指導評議会とSDRPYが、親愛なるイエメンの人々に医療を提供するため、3億3000万サウジアラビア・リヤルを超える価値を持つ、アデン総合病院を3年間運営する契約に署名したことに、私たちはお祝いを申し上げます」とハーリド王子はツイッターに投稿した。
同院の運営は、スタッフの準備、医薬品・医療機器の搬入、医療機器のテストが完了し次第、90日以内に開始される予定だ。
同院は、アデンや近隣州の人々の救急治療に対応するため、初年度は患者数を50%に制限して稼働し、2年目にはフル稼働する予定だ。