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UNRWA、レバノンのパレスチナ難民キャンプでの緊急対応のために1550万ドルの支援を要請

2023年8月3日、アイン・エル・ヒルウェ難民キャンプにあるUNRWAの学校の前で、パレスチナの派閥間の致命的な武力衝突で燃やされた数十台の車の残骸。(ファイル/AP)
2023年8月3日、アイン・エル・ヒルウェ難民キャンプにあるUNRWAの学校の前で、パレスチナの派閥間の致命的な武力衝突で燃やされた数十台の車の残骸。(ファイル/AP)
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31 Aug 2023 02:08:48 GMT9
31 Aug 2023 02:08:48 GMT9
  • 支援要請は、10月に学校に戻らなければならない子どもたちの教育を保護することを目的としている

ロンドン:国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、8月の武力衝突を受け、レバノンのアイン・エル・ヒルウェ難民キャンプでの緊急対応のために1550万ドルの支援を要請している。

同キャンプで発生した4日間にわたるパレスチナ武装グループ間の戦闘で、13人が死亡し、60人以上が負傷した。何千人もの人々が、損壊したり破壊されたりした家からの避難を余儀なくされた。

武装勢力は、5900人の子どもたちを教育するUNRWAの8つの学校すべてを占拠し、大きな損害を与えた。

レバノンのUNRWA事務所のドロシー・クラウス所長は、「UNRWAの8つの学校はいずれも、新学年の初めに子どもたちが利用することはできないだろう」と述べた。

「被害は甚大で、キャンプ内の紛争は解決していない。戦闘員がUNRWAの学校を占拠し続けているため、学校は生徒たちにとってあまりにも不安定であり、立ち入り禁止となっている」とクラウス氏は付け加えた。

この支援要請は、10月に学校に戻らなければならない子どもたちの教育を保護することを目的としている。UNRWAはキャンプの外に代替の就学場所を設置しており、そのためには施設の改善や調整、必要な学習支援や心理社会的支援の提供が必要となる。

資金援助には、武力衝突によって家を失った家族への緊急現金支援や、重要な公共インフラの修理・維持も含まれる。

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