アミン・アッバス

ドバイ: 日本貿易振興機構（ジェトロ）はFRAMEセレクトショップと共同で、「匠Next」を立ち上げた。 このポップアップ・ストアは、日本企業26社の厳選された製品を集めたもので、日本のクラフトマンシップを紹介する特別な機会となっている。

プロジェクトは、工芸品や伝統的な製品、日用品などに携わる、日本の次世代を担う地域人材を活用し、クリエーションに秀でた日本の生産者たちを紹介する。

彼らの製品は、伝統的な技法と豊かな文化的背景を背景に、日本で培われた最高品質の匠の技が光る。

ドバイ・デザイン・ディストリクトで3月31日まで開催されるこのポップアップストアでは、陶磁器、木工、高度な金属加工、ガラス製造など、多様な分野にまたがる日本の名高いクラフトマンシップの最高傑作を紹介する。

在ドバイ日本国総領事館の今西淳総領事はオープニングセレモニーに出席し、FRAMEで紹介される手作り製品の質の高さに感銘した。

「UAEの若者が多く集まるドバイ・デザイン・ディストリクトで、日本の次世代を担う職人たちの工芸品が紹介されることを大変嬉しく思います。商品を手に取って、日本の伝統工芸の優れた品質を目の当たりにしてほしい。UAEの若者に気に入ってもらえれば、日本の若手職人にとっても励みになりますし、日本とUAEの絆も深まるでしょう」と今西氏。

このプロジェクトは、日本の職人の新しい世代を紹介するものである。彼らは、豊かな文化遺産と伝統技術における強力なバックグラウンドを活かし、地域の資源を効率的かつ持続可能な形で活用し、卓越した品質と芸術性を備えた手工芸品を生産している。

ジェトロ・ドバイ事務所の事業担当部長である太田尭久氏は、「ドバイの市場が、これらの優れた製品にどのような反応を示すか、今から楽しみです」と語った。

『匠』という言葉は、日本では文化的に重要な意味を持っており、その技術において高度な熟練と専門性を達成した個人を表していする。何世紀にもわたる伝統と革新を背景に、これらの職人は、精密さ、品質、細部へのこだわりへの献身で尊敬を集める。

木工細工は、展示される工芸品の中でも重要な位置を占めており、職人たちはこの天然素材に対する熟練の技を披露している。

来場者は、重厚な装飾品や日用品に出会うことができる。木工品に加え、ポップアップ・ストアでは、陶磁器のエレガントな花瓶、皿、調理鍋など、印象的な品々がずらりと並ぶ。

また、高度な金属加工とガラス製造技術により、精密加工された金属製のオブジェやなガラス製品も展示される。複雑な金属彫刻であれ、繊細なガラス製品であれ、ひとつひとつが作り手の創意工夫と技術の証である。

デザイン愛好家、コレクター、そしてより上質なものを愛するすべての人々にとって、日本の匠のポップアップは、美とインスピレーション、そして時代を超えた日本の職人技の魅力に満ちた忘れられない体験を約束してくれるだろう。