
高知地方気象台は23日午後、高知市の高知城にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が開花したと発表した。今春、全国で最も早い。暖冬で平年より早い開花が予想されたが、3月に入って低温の日が多く、平年より1日、昨年より6日遅い開花となった。
高知が全国一番乗りとなったのは2018年以来、6年ぶり。24~25日は気温が上がり、東京・靖国神社などでも開花する可能性がある。
小雨が降る中、高知城を訪れた高知県香南市の男性(38)は「一番乗りはうれしい。寒い日が続いていたので、早く花見をしたい」と話した。
時事通信