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マーベル、コミックキャラクターのイスラエル人背景を軽視

映画『キャプテン・アメリカ』のワンシーン: シーラ・ハースが登場する『ブレイブ・ニュー・ワールド」。(マーベル・スタジオ)
映画『キャプテン・アメリカ』のワンシーン: シーラ・ハースが登場する『ブレイブ・ニュー・ワールド」。(マーベル・スタジオ)
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16 Jul 2024 06:07:31 GMT9
16 Jul 2024 06:07:31 GMT9

アラブニュース

ドバイ: 『キャプテン・アメリカ』予告編の公開をめぐる喧騒の中、マーベル・スタジオは、物議を醸したキャラクターのルーツから距離を置こうとしている。「ブレイブ・ニュー・ワールド」の予告編が大々的に公開される中でだ。

マーベルの公式サイトに掲載された記事には、2022年にマーベル・シネマティック・ユニバースへの登場が決定していた新キャラクター、ルース・バット=セラフについて以下のような情報が掲載されていた。

「ルース・バット=セラフ役としてシーラ・ハースが新たに加わる。元ブラック・ウィドウのルースは現在、ロス大統領の信頼を得ている米政府高官である」とマーベルは述べている。

ルースはもともとサブラという名のミュータントで、イスラエルのスーパーヒーローであり、イスラエルの諜報機関モサドのエージェントであった。このキャラクターは、イスラエルとパレスチナの紛争に関連して長い間物議を醸してきた。

「サブラ」とはイスラエル生まれのユダヤ人を指す言葉だが、1982年のサブラとシャティーラの虐殺を考えると、この名前は無神経だとも考えられている。

ルースを演じるのはイスラエル人女優のシーラ・ハースで、2022年に初めてこの役にキャスティングされた。彼女はこれまで、映画『Asia』や『The Zookeeper’s Wife』、Netflixのシリーズ “Bodies “などに出演してきた。

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