アミン・アッバス

ドバイ：アラブ首長国連邦（UAE）を拠点とする漫画とビデオゲーム愛好家のためのコミュニティ、ホビーネーションは、ドバイのローブ・ホテルで書道、折り紙、ゲームなど様々なアクティビティが行われたイベントで設立10周年を祝った。

Hobby Nationの創設者であるFaisal Al Qassim氏によると、イベントはパジャマをテーマにしたリラックスした雰囲気の中でビュッフェから始まり、メンバーはビデオゲームやボードゲームのセッションも楽しんだという。

Hobby NationのパートナーコミュニティであるGulf Roleplaying Communityは、スリリングな卓上ロールプレイングゲームセッションをリードした。イベントはカラオケ・セッションとケーキカットで締めくくられた。

「このイベントは、まさにコミュニティと情熱の共有の祭典でした。ケーキカットは、10年にわたる友情、思い出、共有の経験を象徴する瞬間でした」

創立10周年を振り返って、創立者は次のように語っている。「フェイスブックの小さなグループから始まったHobby Nationは、情熱を分かち合うことを真に実践する活気あるコミュニティへと成長しました。私たちの功績は、数だけでなく、私たちが共に創り上げてきた永続的なつながりや思い出の中にあります」

「このアニバーサリーは新たな章の始まりであり、ホビーへの愛を抱き続け、互いに支え合い、成長し続ける家族にさらに多くの人々を迎え入れるものです」 と付け加えた。

このイベントは、歓迎ムードの中でアクティビティを楽しんだゲストから好評を博した。

「カラオケは特に好評で、みんなが一緒になって盛り上がりました。多くの会員がこのイベントに熱意を示し、今後も同様のイベントを開催してほしいと要望しています」同代表は、「私たちのコミュニティーが、このようなつながりを持ち、リラックスし、情熱を分かち合う機会を大切にしていることは明らかです」と語った。

アラブ首長国連邦（UAE）を拠点に日本文化の普及に努め、書道や折り紙などのイベントを企画したJapan in Arabiaはアラブニュース・ジャパンの取材に対し、このイベントを通じてホビーネーションが長年にわたって育んできたコミュニティに感謝の念を抱いたと語った。

Japan in Arabiaの創設者であるジェイソン・イシダ氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、「このアニバーサリーは私を子供に戻ったような気持ちにさせてくれました。筐体のアーケードゲームからボードゲーム、パジャマ姿の皆さんまで、ノスタルジーに浸ることができました。折り紙や書道を通して本物の日本文化を多くのお客様と共有できたことにも感謝しています」

日本人アーティストのヒロミ・ファイフさんはアラブニュース・ジャパンの取材に応じ、イベントに参加した感想を「特に折り紙を教えているときに、日本の文化を楽しんでいる人たちを見ることができて嬉しかったです」と語った。

ホビーネーションは、オンラインとオフラインのイベントを計画している。「私たちは、より多くのテーマのミートアップ、ゲーム大会、パートナー・コミュニティとのコラボレーション・イベントの開催を検討しています」と代表は語った。

「私たちの目標は、この勢いを維持し、コミュニティが情熱を探求し、新しい友人を作り、Hobby Nationとの関わりを深める機会を増やすことです」と締め括った。