
ドバイ:GCC地域で最初の独立系映画館であるドバイのシネマ・アキルでは、10月25日から31日まで、スタジオジブリの3作品と2024年の映画『化け猫あんずちゃん』を特集したアニメ映画ウィークを開催する。
アニメ映画ウィークでは、宮崎駿監督の代表作で高い評価を得ている映画『千と千尋の神隠し』が上映される。2011年のこの象徴的な映画は、10歳の少女が新しい街に引っ越してきて、超自然的な存在であふれる世界に迷い込むというストーリーだ。
2本目に上映されるのは、宮崎監督の2004年の作品『ハウルの動く城』で、90歳の老婆に変身する少女ソフィーが、家族にその事実を隠しながらハウルの動く城で暮らすというストーリーだ。
シネマ・アキルでは、宮崎監督の最新作『君たちはどう生きるか』も上映される。この受賞作品は、母親の死後、田舎に引っ越してきた少年が、しゃべるサギがいる世界へと足を踏み入れるというストーリーである。
さらに、今年初めにカンヌ国際映画祭でプレミア上映された「化け猫あんずちゃん」も上映される。同名の漫画を原作とするこの映画は、しゃべる猫と友情を育む11歳の少年の物語である。
最初の上映は25日午後7時に『化け猫あんずちゃん』で始まり、ドバイ時間31日午後9時に『千と千尋の神隠し』で終了する。
このプログラムは、最近『君たちはどう生きるか』の中東および北アフリカでの放映権を獲得したドバイを拠点とするFront Row Entertainmentとの提携により実現した。
チケットは約2,013円で、シネマ・アキルのウェブサイトから予約できる。
Alserkal Avenueに位置するシネマ・アキルは2018年に設立され、さまざまな映画プロジェクトへの認知を広めるため、UAEの観客に世界各国の映画を紹介することに重点を置いている。