アミン・アッバス

魅力的な日本式抹茶とアラブ首長国連邦式コーヒー（ガフワ）のワークショップが、10月5日土曜日にラス・アル・カイマのユース・ハブ・センターで開催された。

このワークショップは、S3カフェとサクラジャパンスイーツのコラボレーションによるもので、アラブ首長国連邦と日本の文化におけるおもてなしの体験に焦点を当てた。

「このワークショップは、S3カフェとサクラジャパンスイーツのコラボレーションで、ナツメヤシと抹茶、そしてスイーツを添えたアラブ首長国連邦の伝統的なお茶の出し方と、日本のおもてなしの体験を強調するものです」と、サクラジャパンスイーツの創設者でありオーナーの千葉道代氏は語った。

qissahhのタレブ・アル・アミリ氏は、このワークショップ開催の裏話について、アラブニュース・ジャパンに独占的に語った。「このワークショップは、コーヒー文化の伝統を共有する体験を通じて、文化交流を促進することを目的として開催されました。これは、ラス・アル・カイマのユース・ハブにおける連邦政府の青年局のイニシアティブにより実現したもので、私たちは彼らの努力に心から感謝しています」

ユース・ハブは、誰でも利用できる無料スペースを提供しており、いつでもディスカッションやワークショップを開催できる。そのため、このような集まりには素晴らしい機会が生まれる。

このワークショップの主なコンセプトは、アラブと日本のコーヒーと茶の文化を融合させることだった。参加者は、S3カフェによる伝統的なアラビックコーヒーの淹れ方と、さくらカフェのオーナーである千葉氏による抹茶の入れ方を体験することができた。

「このオープンなプラットフォームにより、参加者はこれらの愛される飲み物の作り方を学ぶだけでなく、異なる文化の慣習を融合させることの素晴らしさを体験することができました。2つの異なる伝統が融合し、意義深いつながりが生まれる様子を披露するのに完璧な環境でした。」と彼は付け加えた。

「ワークショップでは、アラブ首長国連邦のガフワの異なるスタイルや、各家庭で加えられる異なるスパイス、そしてその提供方法が強調されました。一方、私は抹茶の異なる種類と、日光を避けたり適切に密封するなど、大切に扱われる緑茶の一部であることを強調しました」と千葉氏は語った。

「参加者は、地元ラス・アル・カイマの食材と日本のレシピを組み合わせたフュージョン料理、デーツチーズケーキに特に感銘を受けていました。これは両文化の融合を象徴するものでした」とアル・アミリ氏は語った。

「さらに、参加者に配布した無料のコーヒーブレンドと抹茶キットは、個人的な味わいを加え、家庭でのさらなる探究を促しました」

「反応は圧倒的にポジティブでした。アラブ首長国連邦全土から参加した人々は、ワークショップをとても楽しみ、新しいテクニックを学んだり、アラビックコーヒーと抹茶の違いを探求したりすることに興奮を覚えている様子でした」

ワークショップ後の今後の活動について、千葉氏は次のように述べた。「私たちはラス・アル・カイマでこのワークショップを始めましたが、アラブ首長国連邦全土から参加者がいるので、今後はどこでも知識を共有していきたいと考えています」

「このワークショップに続いて、異なる文化を融合させ、文化交流を美しく表現するイベントがさらに増えることを期待しています」

「デーツチーズケーキのような革新的なアイデアは、2つの文化がユニークな形で融合できることを如実に示しています。冬の季節を迎えるにあたり、UAEの美しさを反映する屋外アクティビティ、場所、企業をさらに多く取り上げる予定です。私たちは、ユニークな体験を提供しているビジネスや、地域社会の使用に専念した公共スペースを紹介することを目指しています」とアル・アミリ氏は語った。

「私たちのコンテンツは、UAEの文化に焦点を当て続け、人々を教育し、利益をもたらし、そして何よりも人々を惹きつけるようなストーリーをお届けしていきます。私たちは、教育的なだけでなく、見ていて楽しく、地域社会を支援し、UAEで体験できる多様で活気のある経験を紹介するコンテンツを作り続けていきます」とアル・アミリ氏は付け加えた。