
アラブニュース日本語版
日本の芸術家、草間彌生が水曜日、コロナウイルスのパンデミックという不確実な時代に、世界中の人々に希望を届けるため、詩を発表した。
このメッセージは、ロンドンに拠点を置くギャラリー、ビクトリア・ミロのウェブサイト上で公開になった。同ギャラリーは草間を代表し、彼女は「世界がCOVID-19に直面する中、私はこのメッセージを届ける必要性を感じています」と説明した。
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草間の展覧会の一部も、ウイルスの影響により延期を余儀なくされた。ハーシュホーン博物館の展覧会“One with Eternity”と、ニューヨーク植物園の「草間:クサマ:宇宙の自然」はいずれも2021年まで延期となった。
詩の全編は以下の通り:
全世界への草間彌生からのメッセージ
我々の念願の彼方に輝く絶大なる希望を、いつも願ってやまない
その光こそ来たれ
それは我々が待ち望む大いなる宇宙の輝きである
人々が暗黒の世界に退けられてしまっている今こそ、
宇宙の中で広がった我々の希望の極地に、神よ来たれ
最愛の人間たちの一人一人、その歴史の中で
今こそ我々の魂への愛の讃歌を求めていこう
この歴史的な脅威の中に、刹那に輝いた素晴らしい未来を
歌い上げたいと思わないか
さあ、いこう
今こそ全ての人々の最愛の人類愛と努力で乗り越えて、
平和を呼び寄せたいと願っている
そして、愛のために呼び寄せた我々の願いを叶えたい
不幸を乗り越えるための勝負の時は、今やって来た
我々の前に立ちはだかった新型コロナウイルスよ
地上から消えてゆけ
我々で戦ってやる
この計り知れない魔物と戦ってやる
世界中の人々よ、今この時こそ全ての人類が立ち上がって欲しいそして、すでに戦っている人々へありがとうと言いたい