アブダビ:2025年国際博覧会誘致日本委員会は、11月4日から7日までアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された「アブダビ国際石油産業展示会・会議(ADIPEC)」で、2025年国際博覧会公式マスコット「ミクミク」をPRした。
日本館では、2025日本国際博覧会協会がPRブースを出展し、2025年日本国際博覧会の魅力や持続可能性に向けた取り組みを紹介した。
「MYAKU-MYAKU」は初めてアラブ首長国連邦を訪問し、幅広い層に向けて博覧会の魅力を積極的にアピールした。
「公式キャラクターがUAEで初登場し、2025年万博のプロモーションを開始した」と、日本2025年国際博覧会協会の副理事長、荒井氏はアラブニュース・ジャパンに語った。
「私たちのPRブースでは、ADIPECのテーマに沿って、万博のグリーン化と持続可能性に向けた取り組みも紹介しました。2024年3月には、持続可能性の実現に向けた脱炭素化と資源循環に関する『2025年万博グリーンビジョン』を発表しました」
ADIPEC 2024のブースを訪れた来場者の反応やフィードバックについて、荒井氏は次のように述べた。「UAEはドバイ万博(2020年)の経験から、万博に対する意識が高いです。ブースを訪れた来場者の多くはドバイ万博に参加しており、その多くが2025年万博への来場を希望していました」
2024年のADIPEC以降の今後の活動について、荒井氏は次のように述べた。「MYAKU-MYAKU」は、ドバイ・エキスポシティを含むUAEの主要な場所を訪問し、VIPへの表敬訪問も行う予定です。これにより、UAEの人々が2025年の万博に関心を持ち、来場してくれることを期待しています」
また、荒井氏は、参加者が楽しみにできるものが万博にはたくさんあると述べた。「これは万博のシンボルであり、世界最大級の木造建造物です。周囲2キロのグランドリングは、万博会場内の主要通路となります。61カ国が参加するので、パビリオンだけでなく、イベント、文化パフォーマンス、食など、さまざまな楽しみがあります。もちろん、アラブ首長国連邦も参加し、最大規模のパビリオンを設置する予定です」
2025年の万博では、空飛ぶ車や環境技術など、最新のテクノロジーも見ることができる。さらに、パナソニックや住友ホールディングスなど、13の企業や団体が独自のパビリオンを展示する予定だ。例えば、バンダイナムコホールディングスはガンダム・パビリオンの制作を計画している。来場者はそのパビリオンでガンダムに会うことができるだろう。
2025年の大阪万博は、2025年4月13日から10月13日まで開催される。