ドバイ:ドバイのアルサーカル・アベニューでは、尾田栄一郎氏の代表的な漫画「ワンピース」のキャラクターをUAE独特のスタイルで再構築し、日本とUAEの文化を創造的に楽しく融合させた特別美術展を12月に開催する準備を進めている。
「ルフィ・ルツフィ|エミラティマンガ」と題されたこのクリエイティブな展覧会では、UAEのアーティスト、アブドゥラ・ルツフィの作品が展示される。モノクロの線画で知られる彼の作品は、UAEの日常生活のエッセンスを捉えている。
「アルサーカル・アベニューでの個展は、どんなアーティストにとっても名誉なことです。自分の才能を披露できて本当に嬉しい」とアラブニュース・ジャパンに語った。
12歳からアニメを見始めたというルツフィは、「ワンピース」を史上最高のアニメのひとつだと考えているため、作品にスポットを当てることにしたと付け加えた。
展覧会では、アラブ風にアレンジされた漫画の様々なキャラクターが描かれる。「アラビア語のフレーズを多用し、楽しい要素を加えています」とルツフィは語った。「漫画に沿うように紙に描いたのは今回が初めてです」
「私はいつもモンキー・D・ルフィ(『ワンピース』の主人公)がUAEに来ることを空想していました。だから私の個展はルフィ・ルツフィという名前なのです」と付け加えた。
ルツフィはまた、彼の絵のアニメ版がギャラリーで公開されることも明かした。「それは私の展覧会のサプライズ要素になるでしょう」と彼は語った。
展覧会は12月12日午後6時から9時までアルサーカル・アベニューのメスタリア・ギャラリーで開催される。
史上最も売れた漫画と言われる「ワンピース」は、ルフィが次の海賊王になるための宝「ワンピース」を探すルフィとその一味の冒険を描いている。