
ドバイ: 今年で18回目を迎えるArt Dubaiは、中東、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸から120のギャラリーを集め、これまでで最も多文化的なプログラムになると期待されている。4月18日から20日にかけて開催されるこのイベントでは、連日トークショーや書籍の発売、ツアーなどのアトラクションが予定されている。
その多彩なプログラムには、マガリ・アリオラとナダ・シャバウトが今年キュレーションを手がけたアート・ドバイ・モダン、ゴンサロ・エレロ・デリカドと「ゲートウェイ」を意味するバウワバによるアート・ドバイ・デジタルが含まれる。
ドバイ・カルチャーとのパートナーシップで企画されたアートフェア初のデジタル部門は、人工知能と没入型テクノロジーの芸術創作への影響力の高まりを強調している。Hybrid Xperience、Breakfast、Ouchhh Studioによるインスタレーションや、ドバイ国内外の22のデジタルプラットフォームが紹介される。
[技術的崇高さの後]と題されたこのテーマについて、デリカドはアラブニュースに、「崇高さとは今日何なのかを再考する機会を提供することを目的としている。17世紀に探検家たちが世界探検に出かけて以来、私たちが受け継いできた概念だ。今、私たちはその瞬間を、情報とソーシャルメディアの時代に生きる私たちと対比させることができる」と述べた。。
世界各国から新たに30ものギャラリーが参加することを踏まえ、同イベントのアーティスティック・ディレクターであるパブロ・デル・ヴァル氏はこう語る: 「このフェアの本当にエキサイティングな点は、作品の質の高さだ」
「今年は参加者が成熟し、この街でよく売れるボキャブラリーやフォーマット、メディアを本当に理解しているのがわかると思う」
「色彩も豊かだ。今年展示する作品は、テクノロジーの変化から逃避願望まで、私たちが生きている世界の状況を示している」