
東京:外務省は、第19回日本国際漫画賞の開催を発表し、今年の4月17日から6月30日まで、日本国外の漫画クリエイターからの応募を受け付けている。
日本国際漫画賞は、2007年に設立され、海外の優れた漫画作品に賞を授与することで、漫画文化の振興と国際文化交流を目的としている。2007年の開始以来、毎年開催されている。
最優秀作品には「ゴールド賞」が授与され、その他優れた3作品には「シルバー賞」が贈られる。受賞者は国際交流基金の招待により日本に招かれ、授賞式に出席するほか、日本の漫画家との意見交換や出版社の見学などの機会が設けられる。
応募を希望する方は、外務省の公式ウェブサイトから応募用紙を入手できる。
2024年には、過去最多となる95の国・地域から716作品の応募があり、特に東アジア(185作品)および中南米(150作品)からの応募が多く寄せられた。
実行委員会のメンバーには、岩屋毅外務大臣、黒澤信也国際交流基金理事長、丸澤滋小学館常務取締役などが名を連ねている。
また、選考委員会のメンバーには、委員長であり漫画家の里中満智子氏、元漫画雑誌編集者の岸本憲治氏、堀靖樹氏が参加している。