


ダイアナ・ファラ ドバイ
日本の餅アイスクリームは、世界中で人気を集める甘くておいしい食べ物だ。M’OISHIのCEO、Carole Moawad氏は、その日本のアイスクリームを初めて食べたとき、すぐに恋に落ちた。
Moawad氏はアラブニュース・ジャパンと話し、餅を非常に高く評価し、中東で自分の餅アイスクリームの店、M’OISHI を開くことを決めたと語った。
M’OISHIはUAEとその地域で最初で唯一の地元の餅製造業者だとMoawad氏は述べた。
その菓子店を開業するプロセスは「非常にスムーズ」だったとMoawad氏は述べた。「ですが、最初から直面した最も重要な課題は、全く新しい一連の技術の習得でした」。
2018年には地域で経済的な問題がいくつかあったが、 Moawad氏は「業務を最適化し、手段を慎重に選択する」助けになったと述べた。
M’OISHIのCEOは、「全く同じレシピ、食感、味で餅アイスクリームの一貫性を保ちながら、生産を拡大する」よう努めていると説明した。
同氏は、デザートの品質を維持するために、日本の製造業者と共に独自の製造工程を設計したと補足した。
「M'OISHIの成功に貢献したのは、適切なタイミングで適切な場所に置かれた製品です。加えて、品質が私たちの最優先事項なので、一貫性が重要な成功の鍵でした」とMoawad氏は述べた。
レバノン人の創設者である同氏は、M’OISHIの顧客の7割は湾岸協力会議(GCC)地域から来る女性であると述べた。
「一般的に、私たちのモデルを市場で存続可能にするのは、高い収益、余暇時間、洗練された料理の味をサポートする経済です。この製品は市場では比較的新しい製品で、違った種類のアイスクリームを提供すると同時に、違った種類の菓子を提供しています」と同氏は付け加えた。
この菓子店は、新型コロナウイルスが大流行する中、顧客にアイスクリームを出すために食品配送アプリを使っている。
Moawad氏はアラブニュース・ジャパンに、この3年間に何度か日本を訪れたと話し、そこで日本の文化や料理を体験して楽しんだことを説明した。
「高品質と高い生活水準へのコミットメントは間違いなく日本とGCCの共通点です」と同氏は述べ、双方の文化が「食べ物を愛している」と付け加えた。