柿沢法務副大臣が辞任＝区長選ネット広告で引責

Home
日本
柿沢法務副大臣が辞任＝区長選ネット広告で引責

柿沢法務副大臣が辞任＝区長選ネット広告で引責

先の内閣改造後、岸田政権の政務三役辞任は２人目で、岸田文雄首相には痛手となる。 (jimin.jp)

Short Url:

31 Oct 2023 07:10:21 GMT9

自民党の柿沢未途法務副大臣（５２）＝衆院東京１５区＝は３１日、小泉龍司法相に辞表を提出し、受理された。４月の東京都江東区長選で当選した木村弥生氏の陣営が投票を呼び掛けるインターネット有料広告を出した疑いがある事件で、木村氏側に広告利用を勧めた責任を取った。先の内閣改造後、岸田政権の政務三役辞任は２人目で、岸田文雄首相には痛手となる。

首相は３１日の参院予算委員会で「先日の山田太郎前文部科学政務官に続く辞任で、任命権者としての責任を重く受け止めている」と強調。「真摯（しんし）に受け止め、国民の信頼を回復できるよう全力で取り組む」と語った。

政府は、柿沢氏の後任に自民の門山宏哲前法務副大臣（５９）＝衆院比例代表南関東ブロック＝を充てる方針を固めた。内閣改造に伴い退任後、約１カ月半での再登板となる。

柿沢氏は辞表提出に先立ち、小泉法相に事実関係を認め「違法だという認識はなかったものの深く反省している」と電話で伝えた。首相は予算委で「本人が政治家として説明責任を果たすことは当然だ」と述べた。

東京地検特捜部の捜査を受け、木村区長は辞職する意向を表明している。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「選挙違反を主導していた人が法務副大臣になっていた」と批判し、柿沢氏に議員辞職を求めた。　

柿沢氏は２００９年衆院選にみんなの党から出馬し、初当選。旧民進党などを経て前回２１年の衆院選後に自民から追加公認を受けた。当選５回で、今年９月に法務副大臣に就任した。

時事通信

topics

ムハンマド・ビン・ザイード皇太子が安倍首相辞任を受けて健康を祈り二国間関係を称賛

対立政党の代表たちを始めとする様々な人々が、安倍首相の辞任に反応

柿沢法務副大臣が辞任＝区長選ネット広告で引責

Default Language / 言語