

リヤド】文化開発基金は8月22日から23日まで、2025年大阪万博の王国パビリオンでイベントを開催した。
このイベントには、資金調達ソリューションに関する投資家向けのワークショップや、双方向の手工芸品体験などが含まれた。
サウジ国営通信によると、ガーズィー・ファイサル・ビンザグル駐日サウジアラビア大使兼パビリオン総監が出席したこれらのイベントは、世界的な舞台で王国の「手工芸品年」を強調した。
ワークショップ「サウジ文化開発基金:サウジアラビア文化開発基金:革新的なビジネスソリューションの推進」と題されたワークショップでは、起業家や国際的な投資家を迎え、文化セクターのための王国の主要な財政的支援機関としての基金の役割について概要が説明された。
同セッションでは、サウジアラビアの盛んな文化的景観を紹介し、参加者にファンドが提供する支援を検討し、王国の文化的成長の旅に参加するよう呼びかけた。
手工芸品のアクティビティ「サウジの手工芸品:パーム織り」は、アル・ウラーで職人を養成するマドラサット・アディエラ(Madrasat Addeera)と、伝統芸術保存の世界的リーダーであるターコイズ・マウンテン(Turquoise Mountain)との協力により、王国の生きた遺産を実演した。
来場者は、サウジアラビアのヤシの葉からユニークな作品を作るヤシの葉織りの芸術性を学び、文化の調和を象徴する体験をした。
2025大阪万博への基金の参加は、王国の文化的アイデンティティにスポットライトを当て、ビジョン2030の下での成長分野を紹介し、世界からの投資を呼び込み、クリエイティブ産業における革新と起業家精神を奨励することを目的としている。