
アラブニュース・ジャパン
東京に拠点を置く村上隆のギャラリー「カイカイキキ」が、新型コロナウイルスCOVID-19の予期せぬ財政的影響により打撃を受けた。この日本の現代アーチストの会社は倒産の危機に直面しており、彼の芸術の自由な流れを止めている。
村上は9年にわたり、「めめめのくらげ2 マハーシャンク」と題されたプロジェクトの完成に時間を捧げてきた。彼はこのSFフィーチャー映画の断念を「胸が張り裂ける思い」と説明した。
このアーチストのSFに対する関心は高校時代にさかのぼり、このプロジェクトが彼の言う通り自分の「子どもじみた夢」といかに密接に結びついているか証明している。
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その象徴的な重みは別として、村上はこの芸術的喪失の重みを増補するフィーチャー映画の完成に、多額の予算をつぎ込んだ。
「めめめのくらげ2 マハーシャンク」が生きることの困難さを表現しようとした一方で、プロジェクトの終了は彼の次のプロジェクトに対するインスピレーションの源を証明した。村上は現在、この映画をリメイクして一連のエピソードの中へ提示し、「めめめのくらげ」の存続期間を延長することを目指している。
財政的な欠乏にもかかわらず、村上はカニエ・ウェストとキッド・カディのアニメ番組「キッズ・シー・ゴースト」のフランチャイズ監督として仕事を続けているため、そのキャリアは今でも高い評価のままだ。その仕事は、アートに対する彼の理解も強化した。この件に関し、彼はアーチストであることの意味をインスタグラムで公開質問したことがある。彼はまた、ワラワラ鋳物工場用の大型彫刻作品のプログレスショットも紹介した。
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