
カーラ・シャーアール
アラブ首長国連邦に本拠を置く持株会社マジド・アル・フッタイムの映画部門であるVOX Cinemasは、9月8日にベイルートに捧げる「ザ・サウンド・オブ・ベイルート」と題するバーチャルグローバルコンサートをライブストリーミングする。ベイルートで 8月4日に起こった大規模な爆発は、市の港湾地域を粉砕し、少なくとも200人が死亡し、数千人が負傷した。
ザ・サウンド・オブ・ベイルートは、アラブ世界初の合法的な音楽ストリーミングプラットフォームでデジタル配信会社Anghamiが主催し、日本のコングロマリットの子会社であるソニー・ミュージックエンターテインメントと提携するもので、GST(湾岸標準時)午後10時からストリーミングアプリまたはレバノンTVで無料で視聴できる。
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バーチャルコンサートの2時間の放送中、チャンネルを合わせたファンはイベントのページを視聴しながら寄付をすることができ、収益はすべて、グローバル・エイド・フォー・レバノン(Global Aid for Lebanon)に贈られる。これはグローバル・シチズン(Global Citizen)が設立したキャンペーンで、国連世界食糧計画、レバノン赤十字、国連世界・レバノン小児がんセンターによる救援活動を支援するものである。
この計画ををサポートし、レバノンの人々への資金集めを支援するため、VOX Cinemasは、モール・オブ・ジ・エミレーツ、シティセンター・ミルディフ、ヤス・モールの映画館でイベントをライブストリーミングする。
50 AED(UAEディルハム)で販売されるチケットの収益もすべて、グローバル・エイド・フォー・レバノンのキャンペーンに寄付される。コンサート参加者は、「ザ・サウンド・オブ・ベイルート」のチケットを、VOX CinemasのウェブサイトまたはVOX Cinemasアプリでオンラインで購入できる。
このイベントでは、アラブおよび世界各国の30名を超えるアーティストがパフォーマンスを披露する。アラン・ウォーカー、アリ・ガティ、カルメン・ソリマン、クレイグ・デイビッド、フレンチ・モンタナ、ガッサン・サリバ、ハティム・アンモール、マヤ・ディアブ、モハメド・ハマキ、ラゲブ・アラマ、ジョー・アシュカル、ジョセフ・アティヘ、ザ・チェインスモーカーズ、ガイ・マヌキアン、ハムード・アルカデル、ジャスティン・ジェッソ、キャレド、ラティーファ、マッサーリ、ミシャール、オラス・サッタール、パウフー、レッド・ワン、リガード、ロッジ、サアド・ラムジャレッド、サミ・ユースフ、スアド・マッシなどが登場する。
「私たちは、この悲惨な爆発によって大きな影響を受けた兄弟姉妹と連帯して立ち上がります。ソニー・ミュージック、すべてのアーティスト、この重要な募金活動に携わったパートナーに感謝します。世界はこの目標を支援するために真に団結していますが、私たちはもっとやらなければならないことはわかっているので、これらの素晴らしいパフォーマンスを見て、寛大な寄付をお願いします」と、Anghamiの最高経営責任者で共同創設者であるエディ・マローン氏は語った。