• キプロスは攻撃が阻止されたか否かについてのコメントを拒否した
• キプロスにおいてイスラエル人に対する攻撃を画策したとして、イスラエルはイランを非難した

エルサレム：日曜日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、キプロスにおいてイスラエル人を標的にイランが攻撃を画策していたとされる件について、その事態が阻止されたことを称賛した。

ネタニヤフ首相官邸から出された声明には、それ以上の詳細は書かれていなかったが、イスラエルのニュースウェブサイト「Yネット」は、情報源を明らかにしなかったものの、リマソール市に滞在するイスラエル人に対して攻撃が計画されていたと報じた。

キプロスは攻撃が阻止されたか否かについてのコメントを拒否した。

ネタニヤフ首相官邸は、「イスラエルは、キプロス領土内におけるイスラエル人を標的にしたイランによるテロ攻撃が阻止されたことを歓迎する」と伝えた。

この声明では、「イスラエルはユダヤ人とイスラエル人を守るために、あらゆる場所でさまざまな方法で作戦を展開し、イラン本土を含め、どこであろうがイランのテロリズムを阻止するために活動し続ける」と述べられていた。

キプロス政府のコンスタンティノス・レティンビオティス報道官は、イスラエルの声明について問われると、「国家安全保障に関する問題についてはコメントできない」と答えた。

2021年、キプロスの警察が武装した人物を逮捕したと発表した後、この地中海の島国でイスラエル人に対する攻撃を画策したとして、イスラエルはイランを非難した。イランはこの疑惑を否定した。

ロイター