シャムス・エルムトワリ、ドバイ
日本のアート集団チームラボが、日本で最も歴史的価値のある庭園の1つ「偕楽園」内に、最新のインタラクティブプロジェクトを導入しようとしている。
「チームラボ 偕楽園 光の祭」と題されたこの展覧会は、照明やデジタル技術を使って自然の風景に光を投射することで、「非物質的であるデジタルテクノロジーが自然を破壊することなく自然をアートにすることができる」という包括的なコンセプトを強調することを目的とする。
この次回プロジェクトがインタラクティブと見なされるのは、空間内にいる人々の存在に反応するためだ。訪問者は2021年2月13日から3月21日まで訪れることができる。
偕楽園は「金沢の兼六園や岡山の後楽園と並ぶ、日本の3大庭園の1つと見なされている」と、チームラボのウェブサイトには書かれている。
江戸時代に作られたこの庭園には3,000本の梅の木があり、それらの木をキャンバスとして利用し、「自然の形や造形が長い年月をかけて生み出され、人々と自然の交流により形作られてきた」様子を模索すると、このアート集団は述べている。
そして、「その形を使うことで、長い時間の連続性に対する認知の境界を模索できると考えている」と結論づける。
チケット価格は大人1,500円(14.40ドル)となる予定だ。学生は800円(7.68ドル)の割引価格で購入することができる。子どもは無料で入場が可能だ。