パリ:アラブ・イスラム臨時首脳会議が任命した閣僚委員会は、ガザにおける4日間の人道的な戦闘休止を機に、これを恒久的な停戦へと発展させる必要性を強調した。
国営サウジ通信社の報道によれば、この声明は、パリで行われたエマニュエル・マクロン仏大統領とカトリーヌ・コロンナ外相との会談で発表された。
即時かつ永続的な停戦を促進し、人道的支援がガザ地区に送られるようにするため、アラブ・イスラム諸国の外相らは、国連安保理常任理事国歴訪の一環として、中国、ロシア、イギリスを訪問した後、パリに到着した。
サウジアラビアの外相、ファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード王子が率いる同委員会は、フランスのマクロン大統領およびコロンナ外相との会談で、イスラエルとハマス間の人道的な戦闘休止を歓迎した。この戦闘休止中は、イスラエルの刑務所に収監されている少なくとも150人のパレスチナ人の女性と子供と引き換えに、50人のイスラエル人の人質をガザから解放し、包囲された同地区への人道的支援を拡大する。
アラブ諸国の外交官たちは、ガザでの敵対行為を終わらせるための国連安全保障理事会と国際社会の役割を強調し、フランスに対し、全面的かつ持続可能な停戦を推進する責任を果たすよう求めた。
また外相らは、包囲されたガザ地区に重要な人道支援物資、燃料、電力を届けるための安全な人道的回廊の開設を改めて求めた。