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北岡龍貴:日本の国際スタント俳優

世界中の映画に出演したいと望む日本人俳優。(提供)
世界中の映画に出演したいと望む日本人俳優。(提供)
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24 Jan 2021 07:01:16 GMT9
24 Jan 2021 07:01:16 GMT9

アミン・アッバス・ドバイ

国際派俳優の北岡龍貴氏は『座頭市』(2003年)をはじめ、『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)、『ローレライ』(2005年)など多くの話題作に出演している。

アラブニュースジャパンの独占取材に応じた北岡氏は、欧米の映画やポップカルチャーからインスピレーションを受けていることを明かした。「『燃えよドラゴン』、『リーサル・ウェポン4』、『キックボクサー』、『ベスト・オブ・ザ・ベスト』などの映画からインスピレーションを受けています。好きな映画は、『レオン』、『ロッキー』、『E.T.』、『スター・ウォーズ』、『理由なき反抗』、『プラダを着た悪魔』です」

また、日本のアニメや漫画にも強い興味があるそうだ。北岡氏は『魔女の宅急便』『機動戦士ガンダム』『マジンガーZ』『デビルマン』などのアニメシリーズに影響を受けたという。

北岡氏は若干16歳でキャリアをスタートさせた。18歳で初めての仕事を受けたが、劇場での演劇公演の役だったそうだ。

「私が初めてテレビに出演したのはNHKの番組での馬丁役で、映画ではありませんでした。初めて映画に出たのは『ウルトラマンティガ&ディーナ』で、ウルトラマンと怪獣の戦いを演じました」と、北岡氏はアラブ・ニュース・ジャパンに語った。

「2000年の香港のゴールデン・ハーベストの映画『東京攻略』にFBI捜査官として出演しました。俳優として映画に出演したのはこれが初めてです」と、北岡氏は付け加えている。

北岡氏は中国映画の撮影中に、彼のキャリアにおける最大の困難に直面した。「私の通訳はとても下手で、翻訳がうまくできませんでした。ですから、撮影が終わってから毎晩自分のセリフを訳さなければなりませんでしたし、それを半年続けなければなりませんでした。中国語を学んだのはそれからです」

この日本人俳優は日本映画だけでなく、スペイン映画、フランス映画、南アジア映画、その他多くの海外映画への出演を希望している。また、もっとたくさんのアクション映画にも挑戦したいと考えているそうだ。

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