アラブニュース
ドバイ: ヨルダン人オペラ歌手のジーナ・バルホーンが米国パレスチナ博物館で公演を3月21日に行う予定であると、関係者が今週発表した。
この有名な歌手はアラビア語とその他の言語でバーチャル出演することになっており、“Sanarjeo Yawman”や“Jerusalem, Flower of Cities”、“O mio babbino caro(プッチーニの「私のお父さん」)”、そのほか数曲を披露する。
#Jordanian opera singer @Zeinabarhoum is set to perform at the Palestine Museum US (@PalMuseumUS) https://t.co/aXqN84UnnJ pic.twitter.com/nORN0Q7vcN
— Arab News (@arabnews) March 18, 2021
バルホーンはオペラだけでなく、西洋とアラブのクラシックソングを歌う豊かな才能の持ち主として知られており、その音楽キャリアを1997年にスタートさせたソプラノ歌手だ。
彼女はまだ幼い頃に音楽への興味を開花させた。学校の合唱団に入り、そこの音楽教師は彼女の才能を最初に見抜いた者の一人になった。
ファッションデザイナーでもあるバルホーンは、2014年11月に彼女の初めてのアルバム Alcántaraをリリースしている。
ムナー・アル=フセイン王女の後援のもと、バルホーンはアラブ圏で初のオペラフェスティバル、アンマン・オペラフェスティバル(AOF)も立ち上げており、ヴェルディの「椿姫」全幕が演じられた。フェスティバルは2000年の歴史があるローマ劇場で2017年に開催され、10ヶ国以上からやって来た150人以上のミュージシャンとダンサーが集った。
バルホーンのウェブサイトによると、彼女はヨルダン、ひいては広くアラブ圏全体でオペラ文化を促進し、ヨルダンの首都アンマンにオペラハウスを建設するためにAOFを立ち上げたとのことだ。