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国連報告者、イスラエルによるガザ現地視察の妨害を非難

2024年3月26日、ジュネーブで開催中の国連人権理事会(UN Human Rights Council)で、オマル・ズニバー(Omar Zniber)議長の隣で報告書を提出する国連パレスチナ自治区人権状況特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ(Francesca Albanese)氏。(AFP=時事)
2024年3月26日、ジュネーブで開催中の国連人権理事会(UN Human Rights Council)で、オマル・ズニバー(Omar Zniber)議長の隣で報告書を提出する国連パレスチナ自治区人権状況特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ(Francesca Albanese)氏。(AFP=時事)
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22 Apr 2024 01:04:26 GMT9
22 Apr 2024 01:04:26 GMT9
  • シュクリ氏は、ヨルダン川西岸地区におけるイスラエルによる襲撃や違法入植の増加は、パレスチナ占領地全体で紛争が勃発する危険性を高めていると指摘した。

カイロ:エジプトのサーミフ・シュクリ外相と国連特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ氏は日曜日、パレスチナ占領地における人権とイスラエルの慣行について話し合った。

シュクリ大臣は、国連パレスチナ地域特別報告者であるアルバネーゼ氏をカイロで迎え、国際法に則ったイスラエルによるガザ攻撃の即時停止を求め、人道援助の安全な提供を要求した。

彼らはまた、ヨルダン川西岸地区での入植者による暴力の停止を求め、加害者の説明責任を要求した。

シュクリ氏は、ヨルダン川西岸地区でのイスラエルによる襲撃や違法入植の増加は、パレスチナ占領地全体で紛争が勃発するリスクを高めると指摘。

また、ガザにおける人道的危機が安全保障に及ぼす影響について警告し、より広範な地域の安定を損なうと述べた。

同外相は、イスラエルの行為が国際法の明白な違反であるとして、これまでいくつかの国が消極的であったことに遺憾の意を表明した。

シュクリとアルバネーゼの両氏は、ガザ地区と東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区のパレスチナ人の人権と人道的状況について話し合った。

シュクリ氏は、イスラエルが集団懲罰政策を実施し、無差別に民間人を標的にし、パレスチナ人をその土地から追い出すことを阻止する必要性を繰り返した。

国連報告者は、イスラエルが同報告者のガザ地区と占領パレスチナ地域への現地訪問を拒否したことを非難した。

アルバネーゼ氏は、パレスチナ人が経験している壊滅的な人道的状況に深い懸念を表明し、イスラエルに対し、占領国としての国際法上の義務を遵守するよう求めた。

また、パレスチナ人の苦しみを和らげる方法について、エジプトと協議を続ける意向を強調した。

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