
東京都は21日、港区の防潮扉に描かれていた英国の正体不明の芸術
「バンクシー」の作風によく似た絵を、25日から同区の日の出ふ頭で公開すると発表した。4月下旬から5月上旬にかけて都庁で公開したところ、14日間で3万5000人以上が見学に訪れていた。今回、地元から地域資源として活用したいとの要望を受け、再展示を決めた。
絵は、新交通ゆりかもめ日の出駅近くの防潮扉で発見され、傘を持ったネズミとみられる動物が描かれている。現時点でもバンクシーの作品であるかは不明だが、都港湾局は「日の出ふ頭のにぎわいの向上につながれば」と期待している。
JIJI Press