
アミン・アッバス
日本のアニメシリーズ『テニスの王子様』がアラビア語に吹き替えられ中東で公開となる。スペーストゥーンのオンラインストリーミングサービス、スペーストゥーン・ゴーの独占配信。
当シリーズは2001年に日本で放送されたもので、許斐 剛(このみたけし)氏のスポーツ漫画を原作としている。物語は主に東京を舞台に、テニス部の強豪校で才能ある選手が在籍することで知られる「青春学園」に通うテニスの天才、越前リョーマを中心に描かれている。
入学してすぐに、リョーマは数々の上級生を早々に破り、レギュラーの座を手に入れる。全国中学生テニス選手権大会の優勝を目標に、チームのメンバーたちは新しい仲間を増やしながら、だんだんと複雑な技術を身に着け自分のものにしていく。リョーマもまた自分自身のテニスの技を編み出し始め、最後にはテニスが本当に自分にとってどんな意味を持つのかを悟る。
スペーストゥーン・グループによると、アラビア語吹き替え版の『テニスの王子様』は、オリジナル版の登場人物と同じ名前を使用しているのが特徴で、セリフは日本語版から丁寧に翻訳されているとのこと。
『テニスの王子様』のスペーストゥーン・ゴーでの配信は、当ストリーミングアプリのコンテンツ戦略の一環である。
アラビア語版の大きな特徴の一つには、スペーストゥーンのファンの間でよく知られた有名声優の起用がある。例えば主人公の越前リョーマの声はAmira Huthaify氏(『名探偵コナン』では吉田歩美の声を担当)が演じる。
スペーストゥーン・ゴーでは、5月2日に『テニスの王子様』第1話を配信している。
また、同動画配信アプリでは『ドラゴンボール超』、『メイドインアビス』、『モンスターハンターストーリーズ RIDE ON』、『名探偵コナン』、『ハンター×ハンター(2011)』、『黒子のバスケ』など様々なアニメシリーズをアラビア語で配信している。