ディーマ・A・クデイル 

ジェッダ: シティウォークのアニメビレッジで火曜日、日本を代表するコスプレイヤーである麗華さんが、ビデオゲーム「原神」のトーマに扮してステージでパフォーマンスを披露し、ジェッダのコスプレファンは大喜びした。 

麗華さんは「鬼滅の刃」「デジモンアドベンチャー」「ワンピース」などの人気アニメソングを歌い上げた。 

麗華さんは、最初は緊張していたが、ステージでは歓迎されていると感じたことを明らかにした。「サウジアラビアで公演するのは初めてなので少し不安でしたが、皆さんとてもフレンドリーで親切でした」と麗華さんは語り、アラブニュースに対して「公演中はとてもリラックスできました」と述べた。「サウジアラビアの方々がおそらく知っていて人気がありそうなアニメソングを選ぶようにしました」

麗華さんはこれまで、ブラジル、イタリア、スペイン、香港、台湾、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの国々で公演を行ってきた。サウジアラビアは51ヶ国目となる。 

麗華さんは、サウジアラビアの観客の反応を他の国の観客と比較しながら、「観客の中には家族連れや団体客がたくさんいて、楽しそうにしていました。それは、ここの観客はオタクばかりではないからだと思います」と語った。

また、麗華さんはアニメビレッジのデザインにとても感心していた。「ステージだけでなく、すべての像やパビリオンがとても大きく、巨大なのです」と彼女は語った。「日本では、こんなに大規模で大きなイベントはなかなか見ることができないので、とても驚きました」

麗華さんは、サウジアラビアでの公演の喜びを表現して、「サウジアラビアを訪れることができて、とても嬉しく光栄に思っています」と語った。「そして、大勢のサウジアラビアの方々が日本のアニメやエンターテインメントを愛してくれていることを、とても幸せに感じています」 

サウジアラビアのアマチュアコスプレイヤーであるマリアム・アル・シェリさんは、麗華さんを直接見ることができて感激していると語った。アル・シェリさんはアラブニュースに対して、「麗華さんのインスタグラムをずっとフォローしていますが、彼女は素晴らしくて、コスプレのスキルを向上させたいと思わせてくれます」と語った。

アラブニュースは、サウジアラビアとアラブの文化を好む日本人インフルエンサーのシャムス・カマル氏にも話を聞いた。彼は自分のことを日本から来たベドウィンだと言い、ジェッダ・シーズンのアニメビレッジのイベントに参加できることを嬉しく思っていると付け加えた。

「ジェッダ・シーズンは大きくて素晴らしいので、とても嬉しいです。有名なアニメキャラクターが勢ぞろいしています」とカマル氏は語った。「建物が大きくて驚きました。日本では（イベントスペースが）もっと小さいので。サウジアラビアでは、これらのイベントは大きいのですね」

カマル氏は、サウジアラビアのファンとは特別で大切なつながりがあるが、パンデミックのために物理的につながることができなかったと語った。「新型コロナウイルス感染症が蔓延しているあいだ、サウジアラビアの友人とはオンラインでしかつながることができませんでした。ありがたいことに、今はオフラインでつながり、再びサウジアラビア流の挨拶ができるようになりました」とカマル氏は語った。