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日本人イラストレーターの天神英貴氏がコミコン・インターナショナルにてインクポット賞受賞

コミコン・インターナショナルインクポット賞はコミック、サイエンスフィクション/ファンタジー、映画、テレビ、アニメ、ファンサービス(提供)といった分野で貢献した個人に贈られる。
コミコン・インターナショナルインクポット賞はコミック、サイエンスフィクション/ファンタジー、映画、テレビ、アニメ、ファンサービス(提供)といった分野で貢献した個人に贈られる。
コミコン・インターナショナルインクポット賞はコミック、サイエンスフィクション/ファンタジー、映画、テレビ、アニメ、ファンサービス(提供)といった分野で貢献した個人に贈られる。
コミコン・インターナショナルインクポット賞はコミック、サイエンスフィクション/ファンタジー、映画、テレビ、アニメ、ファンサービス(提供)といった分野で貢献した個人に贈られる。
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18 Aug 2022 01:08:43 GMT9
18 Aug 2022 01:08:43 GMT9

日本のメカニックデザイナーでイラストレーター の天神英貴氏が先月開催されたサンディエゴ・コミコン・インターナショナル2022 にてインクポット賞を受賞。

ウドン・エンターテインメント社が天神氏の画集『Artistry of Macross: From Flashback 2012 to Macross Frontier』の初期版を10月18日の発売に先駆けて出品したこのイベントに天神氏も参加。この画集はウドン・エンターテインメント社が天神氏のマクロスシリーズの作品を特集する初の画集となる。

アラブニュース・ジャパンの独占取材で天神氏は受賞に対する思いや予想外の受賞であったことなどを語った。

「思いも寄らない時に発表がありました。サンディエゴのコミコンで自分のパネルセッションが始まろうとしている時にイベントスタッフがマイクをとってインクポット賞を発表し私にトロフィーを渡してくれたんです。」

「インクポット賞のことは全く知りませんでした。ゲストとしてサンディエゴ・コミコンに参加するのは初めてで、今回は私の初の画集『天神英貴マクロス画集』を北米で発売するための参加でした。聴衆の方たちが拍手で受賞を祝ってくれてパネルセッションは無事成功に終わりました。本当はその時コミコン参加賞をもらったんじゃないかとと思ったんですけどね。」と天神氏は語った。

また天神氏は、受賞後に調べてみると偉大な業績を残した有名な俳優や作家がこれまでに同じ賞を受賞していることを知ったとも語っている。予想外の驚きに圧倒され受賞は間違いではないのかと質問したのが最初の反応だったという天神氏だが、業績が評価されたことへの喜びを述べている。

「イラストレーター、デザイナー、声優として活動を始めて20年以上になりますが、仕事にはただただ情熱を注ぎ続けてきました。その大切さを証明できたと感じていて今はとても満足で幸せな気持ちです。コミコンへの終身パスもいただきました。このパスで家族も含めいつでもコミコンに入場できるようです。羨ましがる人がいるでしょうね!」

「日本のアニメのコンテンツは今でも世界中で高く評価されています。その力をさらに価値の高いものにして世界中の人たちにその魅力を届けるために、多くの作品を作り出そうと思っています。」と天神氏は語った。

また氏は自身の出版物に関しても触れ、「プロの立場で『マクロス』に関わって20年以上になりますがもともとは自分自身も一ファンとしてスタートしたので、自分の作品が世界中の読者に初めて届けられることを考えるととても胸の高鳴る思いです。」と語った。

『Artistry of Macross』は日本以外で初めて発行される天神氏の画集というだけでなく、『マクロス』という名のついた画集として北米で発売される最初の画集でもあると氏は説明している。

「発売を前にしていくらか緊張していますが、読者の方たちが『マクロス』の世界に出会い楽しんでもらえたらと思っています。」と天神氏は語った。

3歳で絵を描き始めた天神氏は日本のアニメ制作とプラモデル業界において名高いプロアーティストとなった。主にスーパー・ディメンション・フォートレス・マクロスやそのシリーズを含むアニメの世界で最も象徴的なメカは、彼のアートスタイルによってそのリアルさを増す。

日本プラモデル業界トップの2社バンダイとハセガワは定期的に天神氏と仕事を行い、幅広く人気のあるマスターグレードガンダムプラモデルシリーズといった小売製品に氏の作品を紹介している。天神氏の技術はアニメ関連のテーマのみではなく最近ではバンダイ社製スターウォーズの乗り物とキャラクタープラモデル最新商品のボックスアートも手掛けている。

メカニックデザインアートにおいて積極的な役割を果たし、この10年間『マクロス・ゼロ』『マクロス・フロンティア』『マクロス・フロンティア: The False Diva』『マクロス・フロンティア: The Wings of Farewell』『マクロス・デルタ』『Hellsing Ultimate』『Knights & Magic』『SAINT SAIYA LEGEND of SANCTUARY』 『Genisis of Aquarion』 『Aquarion Evol』といった注目を集めるプロジェクトを多く手掛けてきた天神氏はこれからもマクロスシリーズになくてはならない重要な役割を果たし続けていく。

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