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サウジアラビアのマンガプロダクションズ、地元アーティストの夢を実現

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19 Aug 2022 11:08:21 GMT9
19 Aug 2022 11:08:21 GMT9
  • クオリティの高い内容のものが制作されたとCEO のイサム・ブカーリ氏は語る
  • 『アサティール 未来の昔ばなし 』シーズン2とモバイルゲームが近日発表

フッサム・アル・メイマン

リヤド:すべては夢から始まった。マンガプロダクションズは今や2021年にプレミア上映された初のアニメ映画『ジャーニー』を誇りとし『アサティール 未来の昔ばなし 』シーズン2を制作、そして今年はモバイルゲームをリリースする。

ミスク財団傘下の会社、マンガプロダクションズCEOのイサム・ブカーリ博士は活動を始めた頃の懐かしい思い出を『ザ・メイマン・ショー』で語った。

設立された年の2017年にマンガプロダクションズは大手日本企業と会談を行うことを決定した。

「まず東映アニメーションと交渉してこちらのアイデアに納得してもらうことが第一段階でした。先方は気に入ってくれ提案を受け入れてくれたのですが、契約にはひとつ、サウジアラビアの才能育成のためにインターンシップの機会を提供するという重要な条件が含まれていました」とブカーリ氏は説明した。

始めに支援するプロジェクトを決定するためのコンペティションがアラブ圏で開かれた。

マンガプロダクションズは東映アニメーションの前取締役で『ジャーニー』制作の総責任者、清水慎治氏とリヤドで会った。

会談後マンガプロダクションズは最初の働き手となるアーティストのグループをサウジアラビアで雇いプロジェクトを開始。

2か月間インターンとして働くために日本へ向かった学生たちは「インターン終了後正式採用となり、日本で共同制作するパートナー達と協力して仕事を始めました」

「2017年ミスク・グローバル・フォーラムの開催中に東映アニメーションと契約を交わし『ジャーニー』の制作が正式にスタートしました。『ハイクオリティ』な映画がサウジで制作され、若いアーティストの才能とコミットメントが証明されました」とブカーリ氏は語った。

マンガプロダクションズが1300ものリテイクを東映アニメーションに送ったことから、ある取締役は「日本では考えられないほどの」クオリティを生み出したと制作チームを賞賛した思い出をブカーリ氏は語った。

文化、言葉、アートスタイル、年代までもが全く異なる両企業が共同で行った映画制作は素晴らしい経験だったとブカーリ氏は語る。「東映アニメーションのベテラン達は50代や60代、一方でマンガプロダクションズのチームは20代や30代でした」と氏は説明した。

『ジャーニー』は都市メッカを守るために巨大な軍隊に立ち向かう主人公を中心としたストーリー。暗い過去を持つ主人公は自身の技能を用いて敵に打ち勝っていく。

マンガプロダクションズはアニメ、ビデオゲーム、漫画を中心に活動し、サウジアラビアと日本にオフィスを構える。

 

『マンガ・アラビア』の編集長でもあるブカーリ氏はテクノロジー・イノベーション・マネジメントの博士号を取得しており、東京大学ムハンマド・ビン・サルマン未来科学技術センター執行委員会の共同議長職も務めている。

 

 

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