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日本料理好きたちの社会

13 Jan 2020
伝統的な日本料理 - 暗色を背に、寿司、巻物、エビ握り、ソース。
伝統的な日本料理 - 暗色を背に、寿司、巻物、エビ握り、ソース。
伝統的な日本料理
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伝統的な日本料理
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Updated 12 Jan 2020
13 Jan 2020

寿司に天ぷら、ラーメンに照り焼き、とにかくサウジアラビア人は日本料理が大好きだ

ハラ・タシュカンディ・ジッダ

まったくもって、サウジアラビア人は日本料理が好きだ。

寿司であれ天ぷらであれ、ラーメンであれ照り焼きであれ、とにかくサウジアラビア人は日本料理に目がなく、大好きだ。

正統派からかけ離れた揚げ巻き寿司から、繊細にカットされた大トロやサーモンの刺身まで、それらはすべてサウジアラビア国内で見つけることができる。

日本料理が人気であるにもかかわらず、サウジのマーケットでオリジナルの日本食材を入手するのは非常に困難で、解決策として日本食愛好家たちは、レストランへ足を向けざるを得ない。

寿司用米、豆腐、昆布など、いくつかの食材は時おり手に入るものの、ワカメ、鰹節削り、キューピーマヨネーズといったその他の食材の入手は、不可能ではないにしても極めて難しい。

寿司や天ぷらやその他のおいしい料理をよく作る家庭料理の名人、ノウラ・アルアジミ氏は、日本料理の食材が容易に入手できない理由は、作るのが難しいという風評のせいだという。しかし、それは必ずしも当たらないと彼女は主張する。

「私ならそれを難しいとは言いません。たぶん、『面倒』と言うべきでしょう。おいしい日本食を作るには、熱意と忍耐が必要です。しかしそれは不可能ではありません。やればできます」と彼女は言った。

アルアジミ氏は、味噌、昆布、鰹節削りやその他の食材が、すぐにでもサウジアラビアのスーパーマーケットの棚に並ぶようになることを望む。

「その市場はあると思います。この国の人々は日本食が大好きです。そして家庭料理は今、非常に好まれています。しかしネット注文で馬鹿げた送料を払わなくて済むように、何よりも私は、サウジのスーパーマーケットに日本食材を置いて欲しいのです」と彼女は言った。

サウジの日本食の歴史はずっと過去に遡る。1985年10月に、「東京」が、サウジアラビア王国初の日本食レストランになった。

多くの日本大使のお気に入りであり、多くの人々からサウジで最も本格的日本食を出すとして知られた「東京」は、サウジアラビアで日本食を食べたいときに向かうべき一番の場所だった。

しかしその後、日本食レストランや日本食を融合したレストランが、国内のあちこちに現れるようになった。「スシヨシ」、「ミー・ソー・ハングリー」、「サムライ」のようなさっと簡単に食べられるファストフードのような店から、「将軍」、「オック」、「ノゾミ」のような洗練された(そして高価な)店まで様々だ。

サウジアラビア以外でも、GCC(湾岸アラブ諸国協力会議)地域では日本食が同様に人気だ。「料理の鉄人」森本正治氏は、中東に2店舗のレストランを持っている。アラブ首長国連邦の「森本ドバイ」と、カタールの「森本ドーハ」だ。

ノブとして知られる松久信幸シェフも、同じくドバイとドーハに2店舗のレストランを持っている。ロッキー青木氏の有名な「ベニハナ」については、クウェートにひとつとリヤドにひとつ、販路がある。

サウジアラビアには、国内自慢の寿司職人すらいる。シェフのクロード・オラキ氏だ。彼女は自宅の事業をグルメな寿司レストランにしたことで知られており、自身のレストランを開業したうえに、自ら調理場を切り盛りするサウジ初の女性として、有名な人物だ。

熱意ある家庭料理好きはさておき、この地域では、レストランでさえ時には本格的な日本食材を見つけるのに苦労することもあり、地元の代替食材に頼らざるを得ないことがよくある。

ドバイの「富士屋」レストランの店長、ハヤカワ・アキオ氏は、レストランの調理場で使うほとんどの食材について、質を絶対に犠牲にすることなく日本から直接調達するように努めていると言う。

現地調達のものに頼ることもあるが、しかし日本食としての信頼性に妥協はないと彼は主張する。

「私たちはより本物の日本食をドバイにもたらしたいと思っていましたが、時には適応させなければならないこともあります。例えば、私たちが日本で使っているような醤油とか。そうなると、相応しい代替品を探さなくてはなりません」と彼は言った。

ハヤカワ氏は幸運にも、和牛を供給してくれる現地の業者を見つけることができた。しかしオラキ氏は、冷凍のハマチやマグロに頼らなければならないことがよくあり、今でも地元のスーパーマーケットで鰹節削りを探し回っており、まだ見つけることができないでいる。

「私たちには入手できないものが非常にたくさんあります。2、3の例を挙げれば、鰹節、ワカメ、柚子胡椒など。たいていは入手できるもので何とかなりますが、もっと選択肢が欲しいです」と彼女は言った。

「新鮮な大トロを出したいのです。新鮮なマグロをそこそこの値段で保証してくれる供給業者が見つかれば、とても嬉しいのですが」

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