ダイアナ・ファラー

シャルジャ、UAE： 2022年10月11日火曜日、Châteraisé Premium YATSUDOKIが、UAEに2店舗目をオープンさせ、公式オープニングセレモニーに在ドバイ日本国総領事の関口昇氏を招待した。

セレモニーには、マジッド・アル・フテイム社UAEショッピングモール担当マネージングディレクター、ファード・シャラフ氏、ジェトロのドバイ及び中東・北アフリカ地域（MENA）所長、中島 紳行氏、インデックス・ホールディング副会長兼CEOのアナス・アル・マダ二氏も出席した。UAEと日本は今年、外交関係樹立50周年を迎え、YATSUDOKIはUAEにおける文化統合の象徴として、日本のスイーツの芸術性を表現している。2号店は、消費者のニーズの高まりに応えドバイ郊外に進出、シャルジャ首長国にオープンし、両国のさらなる協力関係を示している。

セレモニーで関口総領事は、2号店は「特別な時期にオープンし、両国の良好な関係を示すことになる」と述べた。

同氏は日本やUAEの農場から取り寄せた最高級の材料を使用するYATSUDOKIの手法を賞賛した。

「我々は、日本のスイーツを広めるべく最善の努力をしています。日本のスイーツは欧米のものに比べて味が濃くなく、材料の選択がとても重要です。 YATSUDOKIが日本の技術を生かし、最良の材料を選択する手法を続けていき、多くの外国の方々が日本のスイーツを好きになってくれることを嬉しく思います。」と付け加えた。

シャトレーゼの海外事業開発部長、柴田啓氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、YATSUDOKIのUAEでの出店は輸入に関し一定の制約があったが、中東の市場からは好意的な評価を受けていると述べた。

「現在、シャトレーゼの約400の商品のうち、98か99を輸入しています。」柴田　啓氏は、UAEの店舗スタッフは“とても丁寧で、おもてなしの心, 思いやりがある”と言います。

シャトレーゼの中東における独占パートナーである、インデックス・ホールディングCEOアル・マダ二氏は「YATSUDOKIがUAEの人々にとってより身近なものになるため、UAE全域でブランドを展開し、シャルジャに進出することが必要だと考えました。現在、さらに地域を拡大しようと考えています。」

1955年に山梨県で創業した歴史ある日本スタイルのフランス菓子店シャトレーゼは、現在、日本国内だけで1000店舗以上を展開している。海外店舗は、2012年にオランダ、その後、シンガポール、台湾にオープンした。Châteraisé Premium YATSUDOKIは2009年に東京に第1号店をオープンし、その後、2020年に初の海外店舗をUAEにオープンした。

YATSUDOKIは、日本やUAEの契約農家から仕入れた新鮮な材料と、ヨーロッパから取り寄せたチーズやバターなど、国際色豊かな素材を組み合わせて使用し、一口ごとに味わい深い特別なスイーツを提供している。ショートケーキ、スイスロール、焼き菓子、和菓子、日本の温冷ドリンク、その他食欲を満たす様々な種類の商品を製造している。