アミン·アッバス
ドバイ:日本·UAE外交関係樹立50周年記念事業の一環として、日本人会は12月11日、在ドバイ日本国総領事館の協力のもと、「日本祭り in Dubai」を開催した。
ジュメイラ·ビーチロードのビーチサイドで行われたこのイベントでは、日本のお祭りのような屋台、盆踊り、和太鼓、合気道などのパフォーマンス、マグロの解体ショー、ドバイのレストランによる多数の料理などが一日中振る舞われた。
在ドバイ日本領事館の担当者は、日本祭りについてアラブニュース·ジャパンの独占インタビューに次のように語った。「私たちはこのプロジェクトに数カ月間深く関わってきましたが、真のグローバル都市であるドバイで、日本人住民、首長国人、外国人在住者たちが一堂に会して日本文化を堪能する美しい集まりを見られたことを非常に嬉しく思っています。このお祭りが、日本の素晴らしさを知っていただき、将来的に日本への訪問を検討していただくきっかけになったと考えています」
「日本とUAEの国交樹立50周年という節目にこのような契機を得たことを受け、2023年も是非、文化イベントやプロジェクトを企画して行きたいと考えています」と同氏は付け加えた。
また、野球ボール投げ、タイヤボウリング、輪投げ、折り紙などのゲームコーナーも設置された。UAEの日本食レストラン(富士屋、山の手アトリエ、YUI、Ikigai cha、グルメ屋、もみじ、スズモ、Wokyo、サミット·トレーディングなど)が屋台を出し、来場者に本格的なアジア料理を振る舞った。
アラブニュース·ジャパンの取材に対し、Wokyo Noodle Barのオーナーであるザック・アラーラム氏は、日本祭りへの参加について次のように語った。「ドバイの日本祭りに参加し、日本のコミュニティと一緒にこの素晴らしいイベントに参加できたことを大変嬉しく、光栄に思います。UAEに来て10年になりますが、今回はUAEと日本の外交関係50周年と重なりました」
「そこで、日本祭りの来場者に何か特別なものを提供したいと考え、人気のある麺類を特別価格で販売し、よく知られた温かい食事をとってもらい、日本祭りの素晴らしい雰囲気を楽しんでもらおうと考えました」と同氏は付け加えた。
ジャパン·フェスティバルで披露された盆踊りは、日本各地で発展してきた伝統的な日本舞踊の一つだ。
ユネスコは、各地の盆踊りなど「風流踊(ふりゅうおどり)」をユネスコ無形文化遺産に登録することを決定した。
盆踊りの演目では『大東京音頭』、『炭坑節』、『ドラえもん音頭』、『河内音頭』、『ズンドコ節』、『東京音頭』の6曲が使われた。
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