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有名日本人アーティスト久保修氏がリヤドで切り絵アート展を開催

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16 Dec 2022 11:12:31 GMT9
16 Dec 2022 11:12:31 GMT9

リヤド:日本大使館は、サウジアラビアの首都リヤドで、日本の切り絵作家として知られる久保修氏を招き、「切り絵 現代日本美術展&ワークショップ(KIRIÉ modern Japanese art exhibition and workshop)」を開催した。

この展覧会は、ユニ・チャーム・ガルフ・ハイジニック・パシフィック・インダストリーズ社(UGHI:Unicharm Gulf Hygienic Industries Ltd.)協力のもと、2022年12月8日から12月20日まで、アコースティックレストラン&アートギャラリーで開催されている。

久保氏は、建築を学んでいた時代に切り絵に興味を持った。その後、さらに別の可能性を求め、独自の芸術世界を創造するためにスペインに遊学した。和紙(伝統的な日本の紙)にこだわりを持ち、ナイフと1枚の紙で精巧な作品を創り出す。

伝統主義者であると同時に先駆者でもある久保氏は、アラブニュース・ジャパンに次のように語った。「今年でキャリア51年目を迎えましたが、何か新しいことに挑戦したいと思っていました。サウジアラビアで展覧会を開いてほしいという依頼を受けたとき、嬉しくて、サウジアラビアの人たちに切り絵の技法を使った作品を見てほしいと思いました」。

「最近サウジアラビアでは、日本文化を代表するものとして『マンガ』や『アニメ』が広く知られていますが、この展覧会が日本の芸術をもっと知ってもらい、日本文化への理解を深めるきっかけになれば幸いです」と久保氏は付け加えた。

また、帰国後は、文化交流を行い、サウジアラビアでの経験を伝えることが非常に重要であると語った。

「サウジアラビアでの経験を生かして作品を製作し、日本で発表する予定です。完成したら、その作品を通して日本の人々にサウジアラビアに興味を持ってもらえたら嬉しいですね」と久保氏は述べた。

この日、アラブニュース・ジャパンの取材に応じた岩井文男駐サウジ日本大使は、次のように語った。「日本とサウジアラビアは1955年の外交関係樹立以来、約70年にわたり非常に友好的な関係を保っています」。

この5、6年間、文化的側面が勢いを増していると岩井大使は述べ、この展覧会はそれに関連して重要であると付け加えた。

さらに、「作品の中で久保氏は、アートナイフと伝統的な和紙だけを使って、独自の切り絵のスタイルを披露しています。その作風は他に類を見ないもので、その傑作のひとつひとつは、彼の想像力による魔法のような技の産物と考えられています」と付け加えた。

「切り絵を通じて、サウジアラビアの人々に日本文化の美しさのまた別の一面を体験していただけると確信しています」。

本展覧会のスポンサーであるユニ・チャーム・ガルフ・ハイジニック・パシフィック・インダストリーズ社(UGHI)は、リヤドに本社を置く1992年設立のサウジアラビア企業だ。UGHIのベビー、レディース、シニア向け製品は、中東・北アフリカ(MENA)地域の25ヶ国以上で販売されている。

UGHIの大株主である日本のユニ・チャーム株式会社は1961年に設立され、世界80ヶ国で事業を展開しており、同社の製品は、世界中の消費者に「ジェントル・ケア・フォー・ライフ」を提供するという使命を果たしている。

UGHIは、サウジアラビアにおけるベビー用紙おむつのトップメーカーであり、「ベビージョイ」はサウジアラビア市場でシェアNo.1を誇る。

UGHIの女性用ケアブランド「ソフィ」と大人用ケアブランド「ライフリー」は、両カテゴリーにおいて先端技術を用いた製品を提供し、消費者の信頼を急速に獲得している。

UGHIは、世界的に有名な切り絵作家である久保氏の美術展を後援することを光栄に思っており、今回の後援は、社会的責任のある企業としての道を歩み続けるというUGHIの戦略および取り組みに一致している。

過去30年間、UGHIは数多くの公共および民間のCSRイニシアチブを支援してきた。

UGHIのマディ・カトペCEOは、「リヤドでの久保氏の美術展を後援できることは、サウジアラビアと日本の文化交流を促進する新たな橋渡しとなり、複数の柱からなるサウジビジョン2030のうち、大陸間での社会的・文化的発展の窓を広げるという柱に沿うものです」と述べた。

アコースティックレストラン&アートギャラリーのオーナーであるサマル・アルハシム氏は、この展覧会を開催できることに喜びを表明した。

当ギャラリーのコンセプトは芸術の楽しさをできるだけ多くの人に知ってもらうことです。日本だけでなく、ニューヨークをはじめ、世界各国で作品を展示している才能のある国際的アーティストを迎えることができ、大変嬉しく思っています」と述べた。

「この展覧会を通して、来場者は日本の文化や芸術をより深く知り、さらに探求したいと思うことでしょう。ここで見られるのは普通の絵ではなく、日本の伝統的な芸術を基にした新しい技法なのですから」とアルハシム氏は付け加えた。

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