アミン・アッバス

UAEのアジュマン大学（AU）の学生サービス部学生生活課は2月27日、「多様性に根ざした持続可能性」というスローガンのもと、「AUグローバルデー2023」を開催した。

アジュマン大学学長のカリム・アル・サギール博士、学生サービス部長のナフラ・アル・カシミ博士、学生生活課長のモハメド・ヘラル博士がこの祭典の開始を宣言した。

オープニングには各学部長、多くの教職員、数百人のAU学生やゲストが出席した。

AUグローバルデーは、約70ヶ国から学生を受け入れているアジュマン大学の多様性を祝福する最大の文化イベントだ。

AUグローバルデー2023には30ヶ国の学生が参加し、それぞれのパビリオンを自国の素晴らしさを伝える表現豊かな装飾、芸術作品、遺産コレクションなどで競って飾った。また、自国の伝統衣装を着て伝統的な食べ物を提供した。参加した学生の出身国は、UAE、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、オマーン、イラク、シリア、エジプト、ヨルダン、パレスチナ、イエメン、トルコ、スーダン、リビア、モロッコ、レバノン、インド、パキスタン、バングラデシュ、日本、韓国、アルジェリア、チュニジア、フランス、スリランカ、米国、フィリピン、ソマリア、ナイジェリアだ。さらに、小さなプロジェクトのための特別コーナーやエミレーツ赤新月社のコーナーも設けられた。

舞台パフォーマンスは参加国の伝統衣装のファッションショーで幕を開け、各国の男女学生が自国文化独自のアイデンティティーである伝統衣装を披露した。

ステージ上では踊り、歌、音楽、演劇など18以上の芸術パフォーマンスが行われた。カイル・カマル・ヘロウ氏による尺八音楽に合わせた日本のパフォーマンスは観客を魅了した。

AU学長のカリム・アル・サギール博士はステージ上でスピーチを行い、同大学の多様性の美を最良の形で表現したこのイベントを大いに称賛し、この日を同大学の学生生活にとって特別なものにするためになされた全ての努力に感謝を表明した。

一方、学生サービス部長のアル・カシミ博士は、このユニークなイベントの運営に関わった同大学の学生たちはその中で得たユニークな成果や経験・スキルに満足していると改めて表明した。また、各パビリオンは、自国のあらゆる美しいもの紹介しようという意欲を通して、学生たちが管理・組織・芸術における自らの創造性・才能・スキルを発揮するためのプロジェクトだと考えられると説明した。